ヘーベルハウスのモデルハウスに行くと、
必ずといっていいほど屋上があります。
憧れます。
子どもと一緒に天体望遠鏡をもって上がり、
星や月を眺める…なんていうのも素敵です。
もしかしたら、少し遠くの
花火大会なんかも見られるかもしれません。
我が家は予算の都合で、
太陽光パネルの設置はあきらめました。
…ので、理論上は3階部分の床面積と
同じだけの広さの屋上を
設置することができるわけです。
かなりの広さです。
営業の方に尋ねると、
我が家に屋上を付けた場合、
上るための階段と、屋上に設置する手すりなど、
それに必要な工事によって、
家屋の価格は
約250万円アップ
するとのことでした。
35年ローンですから、これを
月々に直すと、
約6000円
となります。
月6000円。年に72000円。
きっと、建てた当初はうれしくて、
毎日のように昇ってはニヤニヤするかもしれません。
しかし、35年にわたって月6000円分、
屋上という空間をエンジョイするかと考えた時に、
怪しいものだと考えるようになりました。
庭造りが好きで、
屋上庭園を楽しみたいとか、
そういったしっかりした目的がある方ならば、
もちろん屋上はおすすめです。
しかし、私たち夫婦はそこまでの
ガーデニングピーポーではありません。
プランターやら、土や、たい肥やらを
屋上まで運ぶのも、正直、面倒です。
その程度の人間が、
月6000円の使用料を
屋上に払うことはないだろうと。また、
年に一度の花火大会に
72000円を
払えるかといったら、
高すぎます。
そんな判断で、
私たち夫婦は屋上をあきらめたのでした。
でもやっぱり、憧れちゃう気持ちに
変わりはありません。
こればっかりは後付けすることも
できないものなので、
「月にいくらかかり、
自分たちにとって
それだけの価値があるか」
という観点で、屋上の設置を
考えてみるとよいと思います。
それにしても250万かぁ…。
新車一台分の値段で
一生、屋上が楽しめると思えば安い
って考え方も、きっとあるよなあ…。
でも。
月6000円あれば、
子どもの習い事がひとつ浮くなあ…。
と「屋上どうする問題」は結論のない議論なので、
ご家族全員でよく話し合って
決めるのが正解だと思います。
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