今回はかなりマニアックというか、
ニッチな実用記事です。
タイトルにある通り、
基本「石」である
タイルの壁面に、
エアコンをいかにして
取り付けるか
という話。
もちろん、エコカラットや、
木製のアクセントウォールにも通用する方法です。
我が家のリビングは、かなり長めの長方形です。
よって、エアコンは、部屋を遠くまで見渡せる側、
つまり短い辺の壁に取り付けたいわけです。
しかしその壁には、アクセントウォールを
設置したい。
しかもタイル。
タイル面に直接エアコンを設置するとなると、
タイルにネジ穴をあけるなど特殊な作業が
必要となるため、通常の家電量販店の
標準取り付け工事では対応してくれません。
ならば、エアコンを先につけておいて
タイルを後付けするか…?
つまり、エアコン部分だけタイルを貼らない
という選択肢もありますが、
十数年後、エアコンを買い替えた時に、
その空白部分のサイズが新しいものと
合うとは限りません。
ヘーベルハウスの営業マンも、
これは初めての事態のようで、
的確な対処方法がわからないようでした。
そんな時、内装関係の仕事をしている
じいちゃんが言ったのです。
「タイルと同じ厚みの板を
貼っとくんだよ」
つまり、こういうことです。
エアコンを壁に取りつけるネジのエリアだけ、
タイルではなく、板張りにするというわけ。
板の部分はエアコンで見えなくなりますから、
これならいつか訪れるエアコン買い替えにも
ばっちり対応できるというわけです。
板の厚みは、タイルと同じか、1㎜程度厚めに。
これはタイルによるので「何㎜の板」と
はっきり言いきることはできませんが、
約15㎜程度でしょうか。そして大きさは、
横48㎝×縦28㎝。
これを、タイル工事の前に、
木工用ボンドとくぎ打ちで、壁につけておくのです。
そもそもこの部分はアクセントウォールを
貼り付ける予定であったので、壁紙の内側は
全体が、ベニヤ板で補強されています。
で、できあがったのが、こちらの状態。
…としたのですが、実はこれ、
板部分の縦が長すぎました。
エアコンをつけてみたところ、
5㎝ほど上に板が残ってしまったのです(涙)。
仕方なく、タイルの部分を写真に撮り、実物大の大きさで
マット写真紙にプリントアウトし、
板の上から張り付けました。
写真をよーく見ると、そこだけ色味が違うのですが、
気づく人もいないのでまあいいか、ということで。
そしてエアコンを設置した画像がこちらです。
日本中に何人の方が同じ悩みを抱えているか
わかりませんが、これから家を建てる方の
中には私たちと同じように、
タイル面にエアコンを取り付けたい方も
いるかもしれないということで
この記事を著してみました。
タイトルにある通り、
タイル壁(エコカラットも可)の
アクセントウォールにも、
エアコンは
取り付けられます。
というお話でした。
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