最近の新築マンションや建売住宅では、
食洗機、浴室乾燥機などはもはや「標準」と
言っていい装備となっていますが、
注文住宅の場合は、その一つ一つに対して、
つけるか否かの選択を迫られます。
「つけたいけど、高いし、あきらめるか」
そう思うことも多いでしょうし、
私たちもいろいろ諦めはしました。
ちなみに諦めたもの一覧はこちら。
それでも、諦めることなく導入した
装備の数々があります。
そのどれもが、
つけてよかった度100%。
せっかくの新築、
そして注文住宅を建てるのであれば、
これだけは諦めたくない!
…と思われるものを紹介します。
ランキング形式ではありません。
そのどれもが、つけてよかった第一位です。
1.食洗機
我が家は二世帯住宅ですが、親世帯と子世帯で
キッチンは別々なので、
私たち夫婦の洗い物は家族3人分です。
その食事で出た洗い物は、
どんなメニューであれ、
1日2回の使用で
すべて済みます。まずは、
朝ごはんで使ったまな板、
みそ汁用の鍋、茶わん類。
これに、自分がお昼に食べた1人分の
わずかな食器を足して昼過ぎにまず1回運転。
夕飯は、例えばフライパンにまな板、
ご飯を炊いたときの炊飯ジャーのお釜や
食器類の全てと、麦茶を入れている
2リットルサイズのピッチャーなども入れて
寝る前に1回運転。
これで全ての洗い物が終了するので、
我が家のキッチンには洗い物を
干すかごはありません。
詳しくは、こちらの記事を参照ください。
かごがないので、キッチンもすっきり。
冬場の手荒れもなくなり、
いいことづくめです。
もう、食洗機なしではいられません。
共働きで子どもがいる家庭であれば、
なおさら必需品です。
2.浴室換気乾燥機
2005年に新築購入した分譲マンションにも
これはついていましたが、
今の乾燥機は、性能が違います。
マンション住まいの頃は、
家族3人分の洗濯物が乾くのに
6~8時間がかかっていましたが、今は
3~4時間でずばっと乾きます。
子どもの洋服サイズが大きくなった分、
今の方が乾かす布の量は多くなっているはずですが、
それに要する時間が全然違います。
単体で比較することはできませんが、
恐らくは電気代も、
時短ができる分より安くなっていると思われます。
梅雨時はもちろん、
梅雨よりも実は雨の日が多い秋など、
もう、浴室乾燥なしではいられません。
生乾きの湿ったバスタオルとは、
これでお別れです。
浴室乾燥についての詳細はこちらから。
3.電動シャッター
注文住宅ですから、
全ての窓に対して、
シャッターをどうするのか決めます。
つけるのならば電動か手動か。
そして我が家は前述の通り二世帯住宅なので、
老夫婦が住む1階の窓には、
電動シャッターを2つつけました。
これがもう、音もなく素早く
開け閉めできて素晴らしいわけです。
冬の寒い日にも、
窓を開けることなくボタンをピッで
閉まるわけですから、
室内の暖かい空気を逃がすことなく、
外に出て寒い思いを
することもありません。
今は元気なご夫婦も、いつかは年老いるわけです。
後付けするには大ごととなる装備ですので、
最初からつけておくことをおすすめします。
4.玄関収納
これぞ、注文住宅のだいご味でしょう。
玄関わきに、極力広めの収納を設けることで、
住みやすさは格段にアップします。
まず、靴類の大半をここに
しまうことができるので、
玄関に大きな靴箱を
置く必要がなくなります。
天井までの高さの靴箱は圧迫感があり狭い
印象を与えますが、
背の低い小さめの靴箱を置くことで、
玄関を広く見せることができます。
さらには、赤ちゃんがいる家庭にとっては、
ここにベビーカーやバギーを
しまえるのは大きな魅力。
我が家の場合はテントやBBQコンロなどの
アウトドアグッズ一式と、
高圧洗浄機などが入っています。
これにより、屋外に倉庫を
置く必要もなくなります。
5.床暖房
2000年初頭から家庭に普及し始めましたが、
これが出始めた当初はランニングコストが高く、
「つけたはいいけど使わない装備」
ナンバーワンでした。
今は違います。
冬場は毎日使ってもよいだけの熱効率を誇る、
理想的暖房ナンバーワンです(我が家調べ)。
充分暖かいので、
エアコンと併用する必要はありません。
床からじんわり温まるので、
はだしで過ごせます。
灯油を定期的に購入する必要も、
もちろんありません。
ただし、つけてすぐに温まるものではないので、
朝起きる20分前くらいにタイマーで
ONにする必要はあります。
面倒なのはたったそれだけ。
こちらも後付けはしにくいアイテムなので、
最初の段階で思い切るのが吉です。
無垢の床とか、太陽光とか、
天井埋め込みのスピーカーとか、
憧れてしまう装備は色々ありますが、
我が家の場合はまず、上記の5つを優先しました。
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中でも食洗機と浴室乾燥は、この家に来る前の
マンション時代から使っており、
その利便性は知っていました。
これらがない家に住んでいたころはそれでも
問題なく住んでいたのですが、やはり、
一度使えばその良さは分かります。
これから注文住宅を建てようとしている友人には、
必ずこの5点を勧めています。
「食浴電玄床」と覚えておきましょう。
試験に出ます。
なんの。
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