恐らく、ヘーベルハウス以外の
ハウスメーカーでも
取り入れている設備なのだと思います。
ホスクリーン。
天井にこのようなポッチを取り付けておくと、
カチッという音と共に、
専用の棒を挿し込むことができ、
このようになって、
室内に洗濯物を干すことができる
というアイテム。
積水ハウスで家を建てた親戚の家にもありました。
参照画像はこちら。
で、これはもう、
注文住宅の必需品なのであります。
なにしろ、
新築で設置する場合は任意の場所に、
どこからでも
洗濯物を吊り下げられるわけです。
これを2つつけて物干し竿を通せば、
干すスペースもさらにアップ。
というわけで、
我が家も1階リビングに2か所、
2階リビングに2か所を設置しました。
ひとつにつき、
8kgまで耐えられるというシロモノですから、
通常の洗濯物であればなんでも干せます。
新築でこれを設置する価格は、
天井の補強代金1800円(税別)に
ホスクリーン自体の
価格5778円(税込)を加え、
2か所につき合計15444円(税込)
となります。
これをつける場所は、
基本的に
ベランダから入ってすぐのところです。
室内で洗濯ハンガーに
洗濯物をあれこれ掛けておいて
外にさっと出す意味でも、また、
外に干した洗濯ハンガーを
室内に移動させる意味でも、
やはり、ベランダに近いところに
設置するのが基本です。
また、洗濯機が置いてある場所の近くに
設置するのも基本的な使用法。
洗濯機から
取り出すや否や干す!
…という動線ができあがるわけです。
私たちがかつてバス見学会で訪れたある家には、
部屋という部屋のあちこちにこれが設置してありました。
目立たず便利なので、それもまたよしでしょう。
というわけで、1階のホスクリーンがここで、
2階はここ。
1階に関してはこれでバッチリだったのですが、
2階に誤算がありました。
片方のホスクリーンは、
その真下に観葉植物(大)が
来ることを忘れていたのです。
当然、ここに洗濯ハンガー類を
吊るすことはできません。
ということもあって、
手前側のひとつだけ稼働させていたのですが、
住み始めて最初の冬、私たちは気が付きました。
エアコンの前に
ホスクリーンが
あればいいのでは。
実は、ホスクリーンは住み始めた後からでも
増設することができます。
ヘーベルハウスのなんでも相談所、
ヘーベリアンセンターに電話をすれば
すぐに来てくれます。
価格は、
設置工事費用込み1本11340円(税込)、
2本セットで約19980円(税込)、
さらにプラスする
場合は1本につき8640円(税込)です。
ただし後付けの場合は、
設置する場所が
多少制約されます。
新築でつける場合は、天井の内側に
板を通すなどの補強をしてから
つけるのでどこでもいいのですが、
後付けの場合は、天井部分に
軽量鉄骨がある場所にしかつけられません。
その軽量鉄骨を支えにして荷重に耐えるよう、
鉄骨にねじ込む形で設置するからです。
ただし、やたらと頑丈な
ヘーベルハウスの場合は、
割とどこにでも天井に軽量鉄骨が通っており、
「ここにつけたい」と思ったその場所に、
設置することができました。
それがこちら。
エアコンの風を受ける位置にぴったりと。
折りたたみ式の布団干し、
エックスも併用すれば、
家族3人分、1日の洗濯物の全てが干せます。
干した状態がこちらになります。
またエックスについては、
こちらで詳細を語りました。
さらには、
シアタールームのエアコンの前にもひとつ。
この部屋は狭いので
加湿器を置く場所がなく、
冬場は乾燥しがちだったのですが、
洗濯物をお供にすることで
快適な空間が生まれました。
余談ですが、これにはホスクリーン専用の
「スタイリッシュな物干し竿」
もあるとのことで。
それが、こちらです。
しかし、
部屋の中にパンツを干しながら、
そこにスタイリッシュさを
求めはしないので、
我が家は、お風呂にもともとついている、
細めの物干し竿で充分であると判断しました。
ただしこれは伸縮しないタイプの竿なので、
それが設置できる距離(約120㎝)に
2つのホスクリーンを取り付けてもらったわけです。
というわけで、ホスクリーンは後付けすると、
新築でつけた時よりも割高です。
2本セットの場合、
5000円近く高い計算になります。
最初から「エアコン前にあれば便利だ」と
いうことに気が付いていれば。
観葉植物の真上にホスクリーンを
設置しても意味が
ないことに気が付いていれば。
というわけで、これから家を建てる方は、初めから、
エアコンの前にも
ホスクリーンを。
おすすめです。
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