注文住宅の醍醐味の一つに、
ベランダを広くとれる
というものがあります。
特にヘーベルハウスは「アウトドアリビング」を
提唱しているメーカーなので、
ベランダの広さはもちろん、
その壁面も多様な種類から選べます。
我が家の2階には、
約6帖のベランダがあります。
建て売りの一戸建てではなかなか
見られない、かなりの広さです。
これは、建築士さんが、
我が家の家族構成を元に
「それなら広いベランダがいいだろう」
と、最初から入れ込んでくれたもの。
家を建てる当初は、そういった
発想はなかったので、
非常にうれしく、かつありがたく、
何度図面を書き替えても、ここだけは
最初から最後まで残り続け、
最終的に形となったものです。
図面の完成までには2~3ヶ月を要し、
何度も書き替えるわけですが、
まだ初期の段階で知り合いの建築士さんに
この図面を見せたところ、
「このベランダなら絶対に
フォールディングウィンドウだ」
と断言されました。その様子はまるで、
面識のない建築士さん同士が、
図面を通じて会話をしているようです。
「ここはフォールディング一択ですよね」
「そうですね、それしかないでしょう」
2人のその声に従い、最終的に採用としました。
広いベランダのメリットはまず、
洗濯物が干し放題
というところ。
日々の洗濯物と同時に、シーツも
布団カバーもまとめて一気に干せます。
晴れた日、ベランダ一面に洗濯物が
並んでいる姿は、壮観ですらあります。
そしてまた、ベランダにはコンセントと
水道の蛇口を設けました。
これは、打ち合わせの段階で営業マンに
言えばつきますし、言わなければ
つかない設備ですので、予め、
そうしたことも知識として
備えておく必要があります。
そのためにもっとも大切なことが、
モデルハウスを見まくること
となりますが、
それはまた、こちらで詳しく書きました。
そして我が家は、半年~1年に1回程度、
家の周囲を高圧洗浄するのですが、
コンセントと蛇口がここにあることで、
高圧洗浄機を、外の設備だけで
稼働させることができます。
窓の隙間からコンセントを家の中に
求める必要がなく、これは地味に便利。
そしてまた、小さいお子さまがいる場合には、
広いベランダと水道があることにより、
ここでビニールプールを
楽しむことができます。
また電源があることで照明設備を設置できるので、
夕方~夜のBBQを楽しむこともできるわけです。
そして、記事の冒頭でも書いたとおり、
このベランダを囲む部分の壁も、
いろいろな種類から選べます。
我が家の場合は、このように、
横向きのスリットの入ったアルミ製。
切れ込みは斜め上にカットされているので
下からの視線を遮ることができ、
かつ風も通るので、洗濯物も乾きやすいわけです。
↑3階のベランダ手すりも同じ形状なので、
下から見るとこんな感じ。
他にも、縦のスリットのタイプもありますが、
これは外から見えすぎるので却下しました。
また、ガラス張りのおしゃれなタイプもあります。
高級感にあふれ、大変おしゃれなのです。
…が、こちらは汚れが目立ちやすい
というデメリットもあるようです。
まめにきれいにできる方向けかも知れません。
さらには、“壁”という選択肢もあります。
そしてまた、この壁をさらに
発展させるとこんな感じに。
いわゆる「そらのま」となります。
また一面だけ、ルーバースクリーンにすることで
風通しと目隠しを両立させることができます。
ヘーベルハウスは注文住宅なので、
一軒一軒全て間取りが異なるわけですが、
このルーバーを採用しているお宅は多く、
街なかでもよく見かけます。
↑ヘーベルハウスHPより
めちゃおしゃれなので憧れましたが、
我が家の場合は予算の都合で却下となりました。
今でも、ルーバー付きの家の前を通るたびに、
夫婦で「いいなあ…」とつぶやいております。
そしてまた最近、嫁の知人がヘーベルハウスで
家を建てたのですが、
3階建ての3階にリビングを設け、
同じフロアに広いベランダを設けたようです。
赤ちゃんがいる家庭なので、
ベランダにはきっちり水道蛇口もつけて、
いつでもビニールプールができる仕様に。
しかも、下からの視線を完全に遮るために
ベランダ手すりを、高めの壁としたそうです。
新築祝いで遊びに行った際、
そんな家を建てたパパは言いました。
「これで、子どもをプールに入れながら、
昼間っから全裸でビールが飲めるんですよぉぉ」
その手があったか。
我が家も、せめて3階ベランダだけでも
そうすればよかった。
自宅ベランダで
昼間から全裸ビール。
うらやましすぎます。
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