ヘーベルハウスで家を建てる人のほとんどは
2階建て、あるいは3階建てだと思います。
その時、2階以上の床については
その材質に気をつけましょうという話です。
床(フローリング)の材質は安い順に、
・アドバンスフローリング
・標準仕様(突板フローリング)
・厚単板フローリング
・挽板フローリング(見た目が限りなく無垢材)
…となっております。
厚単板や無垢材は、私たちも憧れましたが
結局価格の面で断念したので、
ここで、その良さや魅力は語りません。
語りたくても語れないわけですが。
というわけで、我が家は1階から3階まで、
床板は全て標準仕様です。
とはいえカラーや、板の巾は選べますし、
そもそも「標準」のレベルが高いので、
決して安っぽい床ではないと思います。
ただし。
家じゅうが標準なら、決して気にはなりません。
逆に、「リビングだけ無垢材」など頑張ると、
廊下や他の部屋との差が目立ち、
無垢材以外の部屋が安っぽく感じて
しまうこともあります。どうせやるなら、
“ひと部屋”ではなく、“ひとフロア”を
無垢材とした方が、いいかも知れません。
というわけで改めて、標準床についてですが。
ヘーベルハウスの標準仕様の床材は、
1.フローリングと聞いて想像するタイプの固い床
2.板の下にクッション材の入った柔らかい床
…の、2種類があります。
そして、1階は無条件に固い床となるのですが、
2階以上の床は、階下に足音が響くのを防止するため
柔らかい床になってしまうことがあります。
以下の間取り図の、赤い斜線の部分が
我が家における、柔らかい床。
2階
3階
営業マンとの長い長い打ち合わせの中で、
「この部屋の床はどちらのタイプにしますか」
という会話は最後までないまま、
なんとなく決められていました。
その結果、2階の廊下と3階のシアタールーム、
子ども部屋は柔らかい床となっております。
その一方で、なぜだか3階の廊下は固い床。
最近は子どもの友人が遊びに来たときは
まとめて子ども部屋に放り込んでいるので、
柔らかい床でよかったなとも思うのですが、
夫の部屋であるシアタールームは、
通常の固い床でも良かったと感じています。
そもそも、踏んだ時にふわっと沈む感覚がある
この柔らかい床は、自分はあまり好きではありません。
2階リビングルームは、床暖房を入れた関係から
無条件で固いタイプの床となりましたが、
もしも、このリビングルーム全体が
柔らかい床だったら、固いものに
取り換えてもらったかもしれません。
実際、完成直後の内覧で、
初めて自宅がこの床であることを知り、
全部を張り替えさせたケースも
あるとのこと。
さらに「なんだかイヤ」という
気持ちの問題だけでなく、
柔らかい床には、こんな弊害も。
壁に沿って置いた家具の重みによって、
床が少し下がるのです。
こういう仕様である
ということです。
…というわけで、足音防止のため意図的に
柔らかい床を選択するのはもちろんアリですが、
意図せず柔らかい床になってしまわぬよう。
色と板の巾を決めた時点で次の議題に移るのではなく、
打ち合わせの際には、その種類=固さについても
注意が必要です、という話でした。
そんな記事を書いていたら、本日こんなDMが。
ヘーベルハウスのオフィシャルからじゃないですか。
3年目だから来たのか、一斉に送られているのか。
ともあれ、中面はこんな感じ。
内容はフロアコーティングのおススメでしたが、
この値段は…。
ウチの2階リビングは18帖だから、えっと、
税込で26万4060円………。
今の床をなるべくきれいに
使いたいと思います!
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