先日、1F親世帯キッチンの背面に置く家具は
流用したという話を書きましたが、
それにあたり、よりマニアックで些細な話をひとつ。
この家具は、この家においては
半永久的に使うものです。
買い替えることは、まずありません。
だとすれば、
壁にきっちりとくっつけて設置するため、
巾木はいらない
という判断になりました。
我が家の巾木は7㎜ほど飛び出ているため、
その分、壁と家具との間に隙間ができます。
そこにモノが落ちたら、
取り出すことはほぼ不可能です。
見た目の点でも実用的な意味でも、
ここに隙間はいらないのです。
実際、ヘーベルオリジナルキッチンを設置した
2階キッチンの背面収納は、壁にピッタリ。
こうあるべきなのですから、やはり、
1階の流用家具の背面、つまり、
下の図面で色を付けた部分の巾木は、
間取りの打ち合わせの段階で、
最初からつけてもらわないこととしました。
かくして、実際に置いた場面がこちら。
境目に寄ってみると、こんな感じ。
ほんの数ミリ空いた隙間は、なんなら、
コーキングで埋めてしまってもいいくらいです。
ともあれこの家具は、
壁にピッタリとくっつけることができました。
話はそれだけでは終わりません。
建設中に、私たち夫婦は暇さえあれば
現場を見学しておりました。
着工から12週目あたり、「木工事」と
呼ばれる、こうした部分の工事をする
大工さんともすっかり顔馴染みとなりました。
ちょうどそんな頃、自分は思いました。
背面だけじゃなくて、向かって
右側の巾木もいらないんじゃ。
というわけでオレンジで示した部分にも当然
巾木が付いているわけですが、
現場の大工さんにお願いして、
ここ全体でなく、収納を置く部分だけ、
巾木を除去してもらいました。
つまり、巾木をつけないこととしたのは
下記の、緑で示したL字の部分です。
図面にはない作業も、現場ですぐに対応して
くれた大工さんには、感謝感謝であります。
というわけで、後ろにも右にも、
ぴったりとこの家具を置くことができました。
めでたしめでたし。
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