keigoman’s diary 注文住宅物語

注文住宅や、二世帯住宅にまつわる記事を中心に。

別々の部屋で寝たい親世帯のために、LDKを仕切れるレアな仕様にした話

 

毎回書いておりますが、今回はどうしても

この前提がないと書けない内容なので、

まずは自己紹介から。

1階は親世帯、2~3階は私たち夫婦と

小学生の息子が住む、二世帯住宅の我が家。

今回は、その1階に付けた、

非常にレアなオプションについて書きます。

 

夫側の両親である70代の老夫婦。その2人が住む

1階の間取りは、このようになっています。

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注文住宅としてこの家を建てるにあたり、

床の色やキッチンの形状など、

その2人の要望も、極力取り入れてきました。

その中で、非常に苦労したものがひとつ。

「わしら、別々の部屋で寝たい」

でした。

実際には「わし」とは言いませんが、分かりやすくするために。

 

いろいろあって玄関はひとつとなりましたが、

二世帯住宅として快適に住むため、

キッチン、風呂、トイレは

親世帯、子世帯それぞれ別々に作ります。

互いのフロアで互いの

生活を完結させるためです。

たいして広くない家のワンフロアの中に、

それらの設備を入れつつ、リビングルームの他に

さらに個室を2つ作ることは、無理です。

「いいじゃん、和室に布団を敷いて一緒に寝れば」

自分の提言にも、親は「NO」の一点張り。

「いびきがうるさいし」

「起きる時間も違うし」

「仲はいいんだけどね」

「そうそう、仲はいいんだけど」

…とまあ、いろいろな理由はあるようですが、

とにかく

寝室は別でないとダメ

とのことでした。

 

そもそも上記の間取りは、私たち子世帯夫婦が、

分譲マンション時代に住んでいたものと、

ほぼ同じ形状と広さ。この形が使いやすいのです。

そしてまた、数十年後、私たちの息子が

きれいな奥さんをもらった日には、今度は私たちが

「親世帯」として、1階に住むという遠大な計画。

つまり1階の間取りは、

将来の私たち夫婦の間取りでもあるわけです。

どうしても、この間取りで行きたいのです。

 

リビングルームをぐっと狭く、玄関も狭くして、

無理やり個室を2つ作る間取りも考えてみましたが、

どうにもこうにも、いまひとつです。

というわけで、間取りはそのままに、リビングを

2つに分ける仕切りを作ることにしました。

つまり、下の図で赤い線を引いた、

ここで仕切れるようにしたわけです。

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これにより、

ばあちゃんは和室で、

じいちゃんはリビングで、

それぞれ布団を敷いて寝られます。

それぞれが夜中にトイレに行くときも、

互いの空間を通ることなく行ける動線です。

じいちゃんよりも先に起きたばあちゃんは

玄関ホールを通ってキッチンに行き、

朝食の準備ができます。

完璧。

 

じゃあ、その仕切りを

どうするかということになります。例えば、

天井高のふすまを3~4枚ここに設けたとすると

畳んだ時に、そのふすま分の壁が

リビングにできてしまいます。

 

あれこれと模索した結果たどり着いたのは、

なるべく安っぽくない

アコーディオンカーテン

でした。

 

こちらになります。

色味は、部屋と合わせチェリー系としました。

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キッチン側から見るとこんな感じ。

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苦肉の策ですので、美しくないのは先刻承知。

それでも、両親の要望と

私たちの希望とが叶えられた形です。

これを畳んでいくと…

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このようになります。畳んだ状態で

リビング全体を見渡すと、こんな感じに。

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リビング側から見ると、こう。

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あとから設置した、無印良品の収納の奥行きと、

アコーディオンカーテンを畳んだ時の幅が

ほぼ同じになったことで、

ちょうどよく収まったように思います。

いやそう思いたい。

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天井にはレールが残りますが、フラットな感じは

損なわれていないのではないかと思います。

いやそう思いたい。

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LDKを真っ二つに切る

という、このアコーディオンカーテンは

非常にレアなケースのようで、我が家に

初めてやって来たヘーベルハウスの営業マンの多くが、

「写真を撮っていいですか」

と言い、シャッターを切ります。

そりゃそうでしょう。

普通、LDKをこんな形で仕切ったりしないもん。

ウチだって、苦肉の策だもん。

我が家はバス見学会を受け入れているため、

かれこれ20名以上の営業マンが、入れ代わり

立ち代わり我が家にやってきております。

 

ともあれ、天井側に補強も必要な工事ですので

後から設置できるものではありません。

もしも同様のことを行う方がおられましたら、

建築打ち合わせの段階から

オーダーすることが必要です。

蛇足ですが、天井の補強だけしておいて、

後から、町のカーテン屋さんなど、

別のインテリア業者に頼むことも可能です。

その方が安く上がります。

「後付けでいろいろ安くなる」の筆頭がこちら。 

www.keigoman.com

 

…というわけで、再び、遠い将来の話をすれば、

このアコーディオンカーテンは

取り外してしまえばいいわけです。

分譲マンション時代の間取りそのままに、

私たち夫婦は、新婚時代を思い出しつつ、

和室に布団を敷いて、2人で寝ることでしょう。

でもその時は、結局このアコーディオンカーテンが

大活躍することになったりして。

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