1階は親世帯、2～3階は私たち夫婦と
小学生の息子が住む、二世帯住宅の我が家。
入居してから2年近くが過ぎたある日、
1階のばあちゃんが言いました。
「なんか、雨上がりになると、
縁側に水が溜まるんだけど…」
1階には、『彩木』という、木に見えるけど
木じゃないベランダを設置しました。
模型で見るとこれで、
実際の写真がこちら。
洗濯物を干すためのスペースです。
で、ばあちゃんによると、
そのベランダの２本だけ、
雨が降った跡には水が溜まるとのことで、
実際の写真がこちら。
なるほど、確かに、手前から２本目の板だけに
水が溜まっています。
さっそく、ヘーベルハウスのオーナー向け
何でも相談電話室「ヘーベリアンセンター」に
電話をすると、『彩木』の販売メーカー、
MINOの方（中年男性）が来てくれました。
そして上の写真を見せると、
「工業製品ですから形は一定のはずなのですが、
この１枚だけ反りがあるのかもしれませんね」
とのこと。
極端に言えば、この板だけ、
表面がU字に凹んでいるということです。
「取り替えましょう」
迷うことなく、担当の方は言いました。
「写真では１本だけだけど、実は、
実際にはその隣も含めて２本水が溜まる」
と訴えると、
「２本、取り替えましょう」
と、またまた即決。男前です。
ちなみにこのベランダは、
2600㎜×1000㎜のサイズで、設置費込みの
価格は168500円（税抜）。
単純に考えても、交換する板は、きっと
１本あたり１万円はくだらないはずですし、
オーダー品なので、取り替えるとなれば、
このサイズのものを作る必要があるわけです。
にもかかわらず、新品交換という対応。
というわけで、それから約３ヵ月後。
例の、水が溜まる２本が、
新品に取り換えられました。
当然のことながら、サイズもぴったんこ。
そして驚くべきは、
設置から約２年が経過しているにも関わらず、
新品のそれと色味がまったく変わらない、つまり、
退色などの劣化をしていないということです。
奥側から２本目と３本目が新品なのですが、
並べてみても、色の違いはありません。
実は取り替える前から、MINOの方からは、
「もしかしたら、少しは色が異なるかもしれない」
とは言われておりました。車の塗装だって、
数年が経てば、新車のそれとは異なります。
このベランダの２本が、多少、新品ならではの
色違いになったとしても、数年が経てば
同じような色になるだろうと思っていましたが、
取り替えたそばからもう同じ色。
改めて、彩木にしてよかった。そして、
ヘーベルハウス経由でこれを設置してよかった。
と、思ったわけです。
以前、トイレの温水洗浄便座が壊れ、
それを新品に替えてもらった記事を書きましたが、
「施主支給」ではなく、ヘーベルハウス経由で
設置した建材や住宅設備は、
基本的に10年の保証がついています。
住み始めてから２年近くが経ってからの
クレームでしたが、それでもちゃんと
対応してくれるあたり、
ヘーベルハウスの
アフターサービスは手厚い
と、思ったわけなのであります。
さすが大手…と言いますか、
高いだけのことはあると言いますか。
こうした「安心料」も込みでの
価格ということなのでしょう。
初期にかかるコストが高くても、
こうした大手で建てることのメリットについては、
こちらの記事でも書かせていただきました。
他のメーカーの場合はどうなんだろう。
ともあれ、
ばあちゃんもこれでひと安心ということで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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