吹抜けのメリットについては、
こちらの記事で存分に語らせていただきました。
…ので、今回は吹き抜けの
よくないところ・デメリットについても
語ってみたいと思います。
1.暖房効率が悪い
ご想像の通りです。これが最大のデメリット。
温かい空気は上に溜まりますから、
吹抜けの空間全体が温かくなってから、
ようやく人がいるエリアにまで
その暖気が下りてくることになるため、
暖房の効きは悪くなります。
そこで我が家は、予め床暖房を設置しました。
これにより、ある程度の寒さになるまでは
床暖房で過ごし、それでも寒いとなったら
エアコンを使用するというのが、冬の過ごし方です。
床から温まるこの暖房がなかったら、恐らくは、
石油ファンヒーターを使っていたと思います。
また、親世帯が住んでいる1階に吹抜けはなく、
そのためでしょうか、
1階ではエアコンを使うことはほとんどないそう。
床暖房だけで冬を乗り切れているようです。
話をまとめますと。
ヘーベルハウスは
重量鉄骨の家だけあって
断熱性は高いけれど、
吹抜けを作るのなら、
エアコンも併用しないと、
寒い日は寒いよ。
ということです。つまり、
吹抜けを設けるのなら
エアコンはもちろん、
床暖房もセットで。
というのが、結論です。
ちなみに、冷房は問題ありません。
暖気とは逆に、冷気は下から溜まるので、
すぐに涼しくなります。
冷房はすぐに効きます。
ただし、やはり空間が広い分、エアコンは
吹抜けエリアまで涼しくしてくれちゃうため、
電気代は余計にかかるとも思われます。
2.窓拭きができない
吹き抜け部分に設けられた、はめ込み窓。
この窓はもう、内も外も拭くことはできません。
外が汚れてしまうのはどうしようもないことなので
さておき。内側はそうそう
汚れることのない窓ではありますが、
どうあっても拭き掃除はできない
というのは、やはりデメリットでしょう。
3.上のフロアの部屋が狭くなる
こちらもまた、ご想像の通り。
吹抜けがあるのは2階ですが、
3階の間取り図はこんな感じ。
赤い四角で囲んだ部分が吹抜け。
吹抜けさえなければ、
ここは3階の床となっていたわけです。
この吹き抜け空間に隣接する
ウォークインクローゼットだって、
シアタールームだって、
もっと広くとることができた
ということになります。
それに伴い、子ども部屋だって
もっと広くすることができます。
ともあれ、
吹き抜けを作ればその分、
床が減る
ということです。
…ということも踏まえて、
それでも、我が家は吹き抜けを設けました。
あれこれとデメリットもありますが、
つけてよかったと思っています。
我が吹き抜けに
一辺の悔いなし!
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