家を建ててからも、ヘーベルの
モデルハウス巡りがやめられません。病気か。
先日は別件で千葉県まで足を延ばしたので、
初めて訪れる住宅展示場に行きました。
ちなみにこんな家。
その日は他にお客さんもいなかったため、
展示場の方とあれこれと雑談しまして。
これは、その時に聞いた話です。
ところは浦安。
浦安と言えば、あの東日本大震災の際、
大規模な液状化に見舞われた地域です。
※毎日新聞HPより
展示場の建物はどうだったのかを尋ねると、
「弊社の建物は大丈夫でした」
とのこと。さすがのヘーベルハウス。
モデルハウスは、いわば
ドラマのセットのようなものではありますが、
きちんと地盤改良もして、必要なだけの
耐震性をもたせて建てられているとのことでした。
しかしその一方で、液状化によって
傾いてしまったモデルハウスもあったそう。
つまり、地震によってその住宅展示場は、
どのハウスメーカーが
傾いて、
どのハウスメーカーが
傾かなかったのか、
その見本を
展示する場となってしまった
ということになります。うーむ、残酷。
とはいえ「住宅」を「展示」する場ですから、
ある意味、ユーザーにとってはよいことです。
ただし、傾いてしまった家も、ただでは起きません。
雑談をしていた際、展示場の方は言いました。
「“傾いた場合はこうして復旧します”と、
家をジャッキアップする様子を
皆さんに見せていたメーカーもありましたね」
それはたくましい。見た人はきっと、
「うわあ、これなら傾いても大丈夫ね!」
……って、
なるかい!
ちなみに、その傾いたメーカー名を、
ヘーベルの方は言いませんでした。
他社の悪口は言わないメーカーであることは
知っていましたが、なかなか男前。
そしていま現在、
この展示場には7社のモデルハウスがありますが、
住宅展示場の家というのは結構入れ替わったり、
撤退したりするので、
7社のどれかがそうだったとは限りません。
ともあれ、この時の出来事によって、
しばらくの間、特需もあったと、
ヘーベルの方は言っていました。地震の後、
液状化した地域に何軒もヘーベルが建ったと。
そりゃ、そうなるよな。展示場で、
傾いた家と傾いていない家が並んでるんだもん。
と、このように、住宅展示場に行くと
いろいろな発見や、知識が得られます。
私たち夫婦がそうであったように、
注文住宅を建てるのは、あくまで素人。
素人なりに勉強するためにも、
モデルハウスをもっている
ハウスメーカーで家を建てるのであれば、
家を建てると決め、そして実際に建てて丸3年。
住宅展示場巡りが趣味となってから
初めて千葉に行ったこともあって、
この日は3カ所の展示場、
5軒のヘーベルハウスを見てきました。
これまでに、東京、埼玉、神奈川など、
かれこれ70軒くらい見てきた計算になります。
我ながらマニアック。
まだまだ私たち夫婦の展示場巡りは続きます。
↑家ブログのランキングに参加しています。
「読んだ!」のしるしに、
上の写真をクリックしていただけると、
新たな原稿のネタが湧き出てきます。
【我が家が比較検討したハウスメーカー】