「猛烈で大型」「観測史上最大」
「昭和33年の狩野川台風に匹敵する」
上陸前から物騒な文言で報道されていることをうけ、
飛んでくる屋根瓦などからガラスを守るために、
大きな窓にがっちり補強をした、台風前日。
それにしても
「ここ数年で一番の勢力」
「昨年上陸した台風より強い勢力」
「過去最大級」って、
表現の仕方が、まるでボジョレーヌーボーだよ…。
そしてやってきた10月12日の模様を、
時間の経過に沿って 記していきたいと思います。
8:00
遅めの起床。洗濯物を浴室乾燥にセットし、
朝食の準備をしてパソコンをつけると、
YAHOO!のトップ画面にこんな表示が。
↑「大雨の警戒レベル3に相当する状況です。」
9:00
埼玉県内でも、土砂災害、河川洪水の
警戒レベルが上がってきた様子。
地図上の黄色いエリア(レベル2)の中に、
我が家も入るという状況に。
「避難行動を再確認」という段階だが、
これがレベル3の赤になろうが、レベル4になろうが、
避難するつもりはない。
我が家が避難所だと、そういう認識。
窓の外から雨音は聞こえてくるものの、
まだうるさいレベルではない。
9:32
携帯のアラームがけたたましくなる。
隣接する市に、レベル3の避難警報が出たとのこと。
9:41
テレビのニュースで
「千葉県北西部に竜巻の恐れ」
との臨時速報が流れる。
「恐れって言われても、やれることないよな」
小4の息子にそう言うと、
「恐れることしかできないよ…」
と返ってきた。
モノの言い方が、自分に似てきたと感じる。
9:44
静岡県駿河区で冠水が始まったとのニュースが。
12:00
風雨強まる。窓にたたきつける雨の音がうるさい。
12:07
自分が住む市に大雨洪水暴風雨警報が発令される。
雨が強くなり、四方八方から雨音がサラウンド状態。
雨量を示す赤いエリアが我が家を覆っている。
※地図上の旗の位置はフェイクです。
14:05
自分が住むエリアも、避難レベル3になったと
携帯のアラームが鳴っている。
避難はしないけど。
15:30
政府による大雨特別警報が発令される。
これをうけ、市役所職員をしている妻の弟が
市役所に呼び出されたと、妻の実家から電話。
YAHOO!トップ画面もこの状態。
ちょうどツイッターで
「#台風だけど出社させられた」のワードが
話題になっていると知った時であり、
「そんなブラックな企業があるのか」…と
驚いていたが、台風だけど出社せざるを
得ない人が、こんな身近にいたとは。
少し考えてみれば、鉄道や消防やホテルや、
どんな台風だろうと出社しなくてはならない
職業というのはあるわけで、
「出社させられた=ブラック」というわけではない。
むしろ台風だからこそ、人のために
働かなくてはならない人たちがいるのだ。
義弟クン、大変だな。
15:40
日本がこんな状態の中でも、
働いている人がたくさんいる。頭が下がる。
一方我が家は、近所の河川も溢れることなく、
家もまた揺れることなく。
我が家が重量鉄骨造であることも、
揺れが少ない要因なのだろうが、
先月の台風15号の時の方が、
風は強かったように思う。
そして後日調べてみると、やはり、
瞬間最大風速は、15号の方が強かったようだ。
今回の19号は横浜の43.8m/sが恐らく最大で、
15号の時は、千葉県で
瞬間風速57.5 m/sを記録している。
20:10
我が家の立地における雨がピークを迎えつつあり。
それでも、怖さは全く感じない。
21:30
風雨のピークは完全に抜ける。
窓から外を見る限り、
屋根や、屋根瓦が飛ばされた家もなさそう。
ところで今回の台風は、
その4日も前に予報された進路予想通り。
予測の精度がとても高いことにも感心させられる。
…と、いうわけで。
ボジョレーヌーボー的な言葉の数々に、
過剰に反応してしまいましたが、
今回は何事もなく乗り切ることができました。
ヘーベルハウスの担当営業マンからも
「台風被害はありませんでしたか?」と
携帯にショートメールが。
こうした連絡のマメさにも、
大手ならではの安心を感じます。
それにしても気になるのは、このニュース。
夏のゲリラ豪雨といい、台風といい、
明らかに自分が子どもだった時のそれよりも
激しさは増しています。
これからもずっとそのままなのだとしたら。
そしてまた、数多く報道されているように、
今回は風の被害よりも
雨による冠水被害の方が大きかったようです。
せめて自分の、半径5mの中にいる人たちだけでも
無事でいてくれたら。
全ての人がそれを望み、叶えられるものならば。
……話が広がりすぎて収拾がつかなくなり、
着地地点も見えなくなってしまったのでこの辺で。
あ、ボジョレーはまだ飲んだことがありません。
自分は「下町のナポレオン」こと、
焼酎のいいちこ派です。
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