keigoman’s diary 注文住宅物語

注文住宅や、二世帯住宅にまつわる記事を中心に。

ヘーベルハウス×床暖房。光熱費も含め実際のところを語る

 

1階は親世帯、2~3階は私たち夫婦と

小学生の息子が住む、二世帯住宅の我が家。

そして1階、2階のリビング

それぞれに床暖房があります。

 

14帖の広さである1階がこうで……

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18.5帖の2階がこう。

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それぞれ、リビングを半分に分けるようにして

2つずつが設置してあり、寒さに合わせて、

部屋の半分だけをつけたり

全面をつけたりしています。

 

床暖房は2000年初頭から家庭に

普及し始めましたが、これが出始めた当初は

ランニングコストが高く、

「つけたはいいけど使わない装備」NO.1でした。

快適なことに間違いはないけれど、電気代、

あるいはガス代が跳ね上がってしまうため、

無用の長物…パパがスイッチを入れると、

ママに怒られる装備となってしまっていたのです。

 

しかし、今は違います。

 

毎日使ってもよいだけの熱効率とコスパを誇る、

理想的な暖房NO.1です。

 

そんな床暖房にはいろいろと種類があります。

大きくは、電熱線を電気で温める電気式と、

温水(不凍液)を温める温水式。さらにその温水を

ガスで温めるものと、電気で温めるものなど。

詳しくはこのあたりのHPを見ていただければ

よいのですが、どれが一番適しているかは、

地域や、その家によって異なります。

 

と、いいますのも。

 

太陽光発電があるのかないのか。

ガスならば、それは都市ガスか、プロパンか。

エネファームは? 蓄電池は?

…と、その辺りの事情によって、

ランニングコストが異なってくるからです。

どれにしたらいいのかについて

自分でイチから調べるのは大変ですから、

私たちは担当の営業マンにこの話を振りました。

導入することが可能な床暖房の初期費用と、

ランニングコストの資料をまとめてもらったのです。

ちなみに我が家の場合は「集中プロパン」という

ちょっと特殊なスタイルのプロパンガスで、

家の前にガスタンクはないけれど周辺の10数件程度に

向けて、地下にガス管が走っているというもの。

この家を建てるにあたり「料理はガス」と

決めていたので、そもそもオール電化にはしない

という選択だったのですが、床暖房については、

電気で温めるのかガスで温めるのかという

選択の余地があったということです。で、

ここにプロパンガスを提供している

集中プロパンの会社に予め連絡をし、

ガス料金の単価を尋ね、その上で、

営業マンが出してくれた資料と突き合わせて、

今の床暖房にしたのです。結果的には、

「電気で温水を温める」タイプとなりました。

「ヒートポンプ式」と呼ばれる三菱社のものです。

導入の費用は、

1階、2階合わせて64万9000円。

初期費用の安さをとるか、

ランニングコストの安さをとるかについても

考え方は人それぞれですから、この辺りが、

家ごとに事情が異なる部分でもあります。

床暖房の導入を考えている方は営業マンに対して、

いろいろなバージョンの資料を

出してもらうとよいでしょう。

 

要するに、どのタイプの床暖房がいいかは

家によって違うってことですが、

床暖房それ自体は、

どの家にとってもいいものです。

作動音がなく、風もなく、よって埃も出ない。

足元からじんわり温まるので、

部屋全体が自然に暖かくなります。

 

ただひとつ、自分が見落としていたのは、

操作パネルのデザイン。

上記の経緯を経て今の床暖房にしたのですが、

その操作パネルのデザインが超イマイチ!

これ! 激しくダサい!

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しかも2つあるからこう! ダサさも2倍!

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ホントは、モデルハウスで見たこんなのがよかったし、

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こういうのがつくと勝手に思っていました。

ちなみにこちらはリンナイ製品の写真です。

床暖房を吟味する際は、

「パネルのデザインはどうか」っていう点も

考慮に入れるとよいと思います。

 

そしてまた我が家の場合の話ですが、

2階リビング=子世帯には吹き抜けを設けたので

床暖房だけでは、真冬はやや物足りないです。

温かい空気は上にたまるので、その分、

暖房の効率は落ちるのです。2階に関しては、

どうしても寒い日や朝一番の数十分は、

エアコンも併用することになります。

 

ただし、吹き抜けのない1階は床暖房だけで充分

なんなら、主に過ごしているリビング部分の

半分を運転するだけで、

充分に部屋全体が

暖かくなります。

ヘーベルハウス、

超あったかい!

冷房も暖房もすぐ効いて保温性もバッチリ!

 

この家に住む前に、私たち夫婦は、

新築の分譲マンションと、

ほぼ新築の木造二階建て住宅

住んできた経験があります。

そして、ヘーベルハウスの暖かさは、

新築の分譲マンションのそれと同じです。

これは、両方に住んでみて実感している部分。

冷房も暖房もすぐに効いてくれますし、

断熱性に関しては建売木造の比ではありません。

そもそもヘーベルハウスってどこがいいの?って

話にもなるのですが、我が家はいわば、

鉄筋コンクリート造のマンションの一室を、

ケーキのように切り取って戸建てにした、

そんな家です。※4年住んだ感想です。

 

で、我が家の場合は床暖房を使うと

電気代が上がるわけですが、

親世帯・子世帯でそれぞれガンガンに

クーラーを使う夏のピークと、

同じく床暖房を使う冬のピークは、

ほぼ同じ金額です。

1カ月当たり、2万円台前半ってところ。

マンションに住んでいた頃、

夏のピークは1万5000円くらいでした。

木造の頃は1万8000円くらい。それを思えば、

今はまるまる家2軒分の電気代ですので、

これまで住んできた家と比較して

決して高くはないと思うのです。

ウチには太陽光発電もないしね。

 

話が長くなってしまったのでまとめると、

 

・床暖はいい!

・でもどのタイプが

 適しているかはその家次第!

・電気代は夏のピークと同じ!

 

ということになります。

とても長い今回の記事を、最後まで

読んでいただきありがとうございました。

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