ヘーベルハウスに限らず、
モデルハウスはいわば
オプションだらけのまやかしです。
キッチンのおしゃれなタイルも、
ダウンフロアのリビングも、アクセントウォールも、
屋上+ウッドデッキも、
食洗機も床暖房も、全てがオプション装備。
注文住宅を建てる人はみな、
これらひとつひとつについて「つける/つけない」の
判断を下すわけです。
できれば全部つけたいわけですが、
そこは予算との戦いなので人それぞれ。
「じゃあみんなはどんな
オプション付けてるの?」
って思うところです。
しかし、ヘーベルハウスのHPの中に、これらの
設置率を数字で示しているデータはなかったので、
新築マンションの設備について、
その設置率を調べてみました。
新築マンションは購入を検討している人を
惹きつけたいため、最新の設備が採用されやすく、
その中でも、購入者からの人気度や
入居後の稼働率が高い設備が広く普及するものです。
要するに、今時のマンションには、
こんな設備がこんな比率でついてますって話。
数字は『SUUMO新築マンション』(リクルート刊)より。
床暖房…87%
もう「ほぼついている」といっていい数字。
それだけ便利で、多くの人が
求めているということでしょう。
我が家もつけました。冬場はもう、大活躍です。
つけて良かった装備ナンバーワン。
複層ガラス…77%
冷暖房がよく効いて快適に暮らせる複層ガラス。
ヘーベルの場合は2層が標準ですが、
より断熱性の高い3層も選べます。
ディスポーザー…37%
キッチンの排水溝で生ごみを処理できる設備。
大規模物件では標準と言っていい装備ですが、
一般的にはまだこの程度の数字です。
注文住宅においては
仕分け対象と判断してもよいかも知れません。
食器洗浄乾燥機…69%
奥様を惹きつけてやまない設備だけあって、
なかなか高い設置率。
ただし、これを注文住宅で設置するなら
「深型」を絶対に選ぶようにしましょう。
理由は下記。
ミストサウナ…40%
これはもう「新築マンション」に対する
“憧れ”の部分をくすぐるオプションでしょう。
実際に毎日使うかと言えば、“?”がつきます。
潤沢に予算がある方ならともかく、
あえてつけるほどではないと、我が家は判断しました。
浴室乾燥機をつける方がよほど実用的です。
タンクレストイレ…13%
節水効果が高くスタイリッシュなのですが、
標準に対しての値段が高すぎるからなのでしょう、
設置率は低い模様。
また戸建て注文住宅の場合は、
お客様も使うことのあるリビングフロアの
トイレはタンクレス、別のフロアはタンク付き
という選択をする人が多いです。
ちなみに我が家は2つとも、タンク付きです。
これらのほかにも、“高級”と呼ばれるマンションで
採用されることの多い設備は、下記が挙げられます。
天井カセットエアコン
壁にエアコンが出ず見た目がすっきり。ただし、
買い替えにお金と手間がかかるデメリットも。
アイランドキッチン
広いリビングならではの贅沢キッチン。
お客様を呼んだ時に無言で自慢できます。
1620以上のお風呂
標準的なユニットバスはいわゆる「一坪サイズ」で、
縦横1600㎜×1600㎜=つまり1616サイズですが、
この数字よりも大きいと
「ちょっと贅沢」ってことになります。
シューズインクローク
靴の多い家や、子育て中の家にとっては
バギーなどをしまえるのでとっても便利。
我が家も、広めの玄関収納をつけました。
ウォークインクローゼット(WIC)
ワードローブを管理しやすく、
季節ごとの衣替えも不要。
姿見を置いて、ドレスルームとしても使えます。
注文住宅は、
何を残し、
何を諦めるかとの戦いです。
かといってせっかくの注文住宅。
あれもこれも諦めまくるよりも、
頑張ってつけておいて、その後の
繰り上げ返済を頑張る方向にしたほうが、
住み始めてからの家に対する満足度や
愛着が湧くのではないか。
我が家の場合はそう判断しましたが、
そうは言っても諦めたものもたくさんあるわけで、
この点に関してはもう、
各自が判断するしかありません。
ちなみに自分は、
「食洗機(深型)と
床暖房だけはつけておけ」
と、相談に来た友人には言っています。
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