私たちは、息子が小学生になるタイミングで、
二世帯住宅に住み替えました。

きっかけは、夫が一人っ子だったこと。
いずれ義理の父か母のどちらかが亡くなった時に、
以前住んでいた分譲マンションに
一緒に住むことを考えていましたが、
部屋がなくて難しいことが分かっていました。
そこで、
「今一緒に二世帯住宅にして住めば、
将来どちらかが亡くなってもそのまま暮らせる」
と考えたのです。
さらに、息子が小学校に上がるタイミングで
二世帯住宅にすることで、
転校の心配がなく、
学童に入らずに済むメリットもありました。
義理の父と母は、いつでも孫に会えることが嬉しく、
家族全員にとって助け合える環境をつくることができました。
こうした理由から、二世帯住宅を建てることに決めました。
へーベルハウスのモデルハウスを見た時に、
重量鉄骨でマンションのような住み心地が
実現できそうだと感じました。

音の問題もクリアできそうですし、
災害にも強い構造なので、
安心して義理の父と母と一緒に暮らせると思ったのです。
実際に住んでみると、
玄関は共通ですが、
内部はマンションの別々の部屋にいるような感覚で快適でした。

キッチンやトイレ、お風呂は
それぞれの世帯の階に配置したため、
生活リズムの違いによるストレスもほとんどありません。
私たち夫婦が仕事で帰りが遅い時は、
一階の義理の父と母にお願いができ、
助け合いが自然にできる環境でした。
お互いの世帯に行く際は、
必ず室内のインターホンで確認するルールにしていたので、
勝手に行き来して気まずくなることもなく、
とてもよかったです。

ただし、息子だけは、
どちらの世帯にも自由に行けるようにしていました。
義理の父と母は、孫といつでも会えるので、
笑顔が増え、家全体が明るい雰囲気になったのも印象的です。
築10年で、義理の父と母は亡くなり、
私たちは単世帯となりました。
しかし、一階の親世帯のスペースは
無駄にはなりませんでした。
洗面所とお風呂をリフォームして、
息子の成長に合わせた空間として活用しています。


息子は高校生になり、軽音楽部に入り、
今では自作でギターを作るまでになっています。
その工房として、一階の親世帯の部屋が役立っているのです。
二世帯住宅ならではの柔軟な空間利用が、
思わぬ形で生かされました。

10年住んでみて感じたのは、
二世帯住宅は、
「暮らしの自由」と「安心感」、
そして「距離感の作り方」
のバランスがすべてだということです。
間取りや設備、ルールを工夫することで、
親世帯・子世帯どちらも快適に暮らせますし、
「勝手に行かない」といったルールを決めるだけで、
親子でも無理なく心地よい関係を築くことができました。
我が家にとっての二世帯住宅は、
「ひとつ屋根の下で暮らす家」というよりも、
「マンションの別の部屋に住んでいる感覚」
に近いものでした。
その距離感があったからこそ、10年間、
無理なく心地よく暮らすことができたのだと思います。
そして今、単世帯になったからこそ、
あの時間のありがたさを、より強く感じています。
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