我が家は、息子の小学校入学に合わせて、
二世帯住宅を建てました。
その息子も、もうすぐ小学校を卒業します。
息子は、
2768gで生まれました。
私たち夫婦は、不妊治療をしていました。
流産も経験して、とてもつらい思いもしました。
一度、不妊治療を休もうとなった時に、
自然に私たち夫婦の元へやってきてくれたのが、
息子です。
きっと、空の上から見ていて、
「今だ!」
と思って、私のお腹の中にやってきてくれたのだと
思っています。
息子が生まれてから、
子ども嫌いだった夫も、
息子がかわいくてしょうがなくなり、
育児を一緒に楽しんでくれました。
もちろん、今も楽しんでいます。
毎日毎日、夫婦揃って
「かわいいね。」「いい子だね。」
と話しています。
息子が生まれる前に、
夫婦で約束したことがあります。
①子どもの前でけんかをしない。
(夫婦が仲良くしているところを見せることが大事。)
②子どもの前で、父か母の悪口を言わない。
③子どもを叱るのは、どちらか一人。
一人が叱っている時は、
その後もう一人がフォローしてあげる。
④子どもが話しかけてきた時は、
自分がやっていることを一旦やめて、
目を見て子どもの話を聞いてあげる。
⑤毎日ハグをする。
(大事なんだということを伝えて。)
⑥基本的に、誉めて伸ばす。
⑦あいさつ、返事がきちんとできる子にする。
(そのために、親が率先垂範する。)
①は、私たち夫婦が9つ年が離れていることもあり、
もともとあまりけんかはしませんでしたが、
より気をつけるようになりました。
やはり、親が仲がよい方が、子どもの心も安定しますし、
居心地もいいと思います。
②は、当たり前のことだと思うのですが、
結構、ママ友と遊ぶ時に、
旦那さんの悪口を、
子どもがいる前でする人がいます。
子どもは、小さくても聞いていますし、
理解もしているので、
それによって、パパに対して、
下に見るようになります。
パパの言うことも聞かなくなります。
私は、夫に対して不満もありませんし、
夫も、同じ気持ちでいてくれています。
だから、他の人の前で、
夫の悪口は言ったことはありません。
それもあり、息子も、
父親に対しても、母親に対しても、
尊敬の気持ちをもってくれています。
③は、いくらいい子でも、
叱らなければならない時もあります。
その時に、夫婦揃って叱るのは、
子どもにとって逃げ場がなくなります。
だから、どちらかが叱った後には、
叱っていないもう一人が
フォローをするようにしてきました。
④は、子どもは小さい時は、話したいことを
親に話してきますが、高学年にもなってくると、
だんだんと話さなくなってきます。
自分が忙しいからといって、
「後でね。」と言うと、
「話しても、どうせ聞いてくれない。」
と子どもは判断するようになり、
話してくれなくなります。
そうならないために、小さい時から、
息子が話しかけてきた時には、
どんなに忙しくても、
自分がやっていることを一旦やめて、
息子の話を聞くようにしてきました。
それもあり、6年生の息子は、
よく話をしてくれます。
⑤は、今も毎日ハグしています。
朝は、息子が起きて2階へ下りてきたら、
「おはよう。」「大事だよ。」「大好き。」
などと言いながら、毎日ハグをしています。
息子の頭の位置が、だんだんと高くなってきて、
今は、顔の位置が同じになりました。
成長を感じます。
家族みんなで、「サンドイッチ」
と言って、3人でハグすることもよくあります。
「じゃあ、今度は、父ちゃんが具ね。」
と言いながら、
パンの私と息子が、具の夫を
挟んでくっつくことが今でもあります。
⑥は、誉めることで子どもは育つと思っているので、
些細なことでも、誉めるようにしています。
⑦は、当たり前のことですが、
学校に全部お願いしてはいけないことです。
家でできないことは、外でもできません。
親が子どもにその姿を見せることで、
子どもも自然とできるようになります。
「ありがとう。」という感謝の気持ちも、
私たち夫婦は、毎日言っているので、
息子も当たり前のように言うようになりました。
今では、こちらが何も言わなくても、
学期の最期には、
先生に「ありがとうございました。」
と言える子になりました。
私たち夫婦は、こんな約束をして、実践してきました。
親バカですが、本当にいい子に育っています。
思い起こせば、息子は
小さい頃から、本当に手のかからない子でした。
児童館へ行っても、
「長い針が12になったら、帰るからね。」と
早めに伝えておけば、一切ぐずることはありませんでした。
おもちゃ屋さんへ行っても、
「あれが欲しい!これが欲しい!」と
ダダをこねることも1回もありませんでした。
じいちゃん、ばあちゃんが、
何か買ってあげたくて一緒に買い物へ行っても、
欲しいものがなければ、
何も買わずに帰ってくることもありました。
物欲があまりなく、誕生日やクリスマスも、
もう何年も「欲しいものはない」と言うので、買っていません。
(だから、息子が欲しいものがあった時には、
買ってあげるようにしています。)
「勉強をやりなさい。」と言ったことも、
1回もなく、勝手に勉強する子でした。
友達とのトラブルも一切なく、
学校大好き、友達大好きで、
小学校の6年間病気もけがもなく、皆勤賞で通いました。
卒業式は、コロナウイルス感染拡大の影響で、
保護者は1名しか参加できません。
夫が、
「○○(私)は、普段あまり一緒にいられる時間が
少ないんだから、出席してきていいよ。」
と言ってくれているので、
私が参加してきます。
卒業式は、きっと泣いてしまうんだろうなぁ。
夫婦で参加したかったなぁ。
子育ての最終目標は、子どもの自立です。
これからも、夫婦で同じ方向を向いて、
子育てを楽しんでいきたいと思っています。
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