本日7月29日の朝7時15分、いつも通りに、
公務員の嫁が車に乗って出勤。
その30分後、小学5年生の息子が登校。
すると今日に限って、
いつもなら玄関先まで出てきて
「いってらっしゃーい」と見送る
ばあちゃんが出てこない。
リビングの中からマスクをして手を振っている。
「どうしたの?」と聞くと、
「実は……」と、ばあちゃんは話し始めた。
ちなみに我が家の家族構成はこんな感じ。
ばあちゃんの夫、つまりじいちゃんは
ペンキ職人ひとすじ。
そのじいちゃんが、5日前に行った現場で、
普段はいないヘルプの職人さんと
総勢4人で仕事をしたそうで。
その職人がコロナの陽性と判明したと、
昨日の夜、じいちゃんが所属している
会社から電話があったそう。
「保健所から会社の方に電話があったらしくて、
だから今日はじいちゃんは自宅待機。
午後は病院に行ってPCR検査をする」
とのことだった。病院の予約などはすでに
県の保健所の方がしてあるらしい。
すると、リビングの奥の方から
当人(じいちゃん)の声がする。
「俺は今のところ何ともないんだけどね」
ちなみに我が家は東京に近い埼玉県に位置している。
ネットで調べると、コロナは潜伏期間を経て、
5~6日目に発症することが多いらしい。
最長で14日。だから、ニュースなどでは
「14日間の隔離」って言葉をよく聞くのかと、
妙に納得した。
ともあれ、じいちゃんは予定通り午後
検査に行き、帰宅。
明後日(7月31日)の午前中に結果が出るそうだ。
じいちゃんが感染者と接触してから今日で5日目。
ってことは、今日はまだ大丈夫でも、
明日あたり発症してもおかしくないのである。
ニュースでは毎日のように感染者の数が発表され、
このところ増加傾向にあることは分かっていたが、
まだまだ他人事のように感じていた。
7月28日の感染者が1000人に迫る勢いと聞いても、
「政府も都も、特に感染対策もしていないし、
Go toはあるし、まだまだ増えるな、こりゃ」
くらいにしか思っていなかった。
それが一気に身近になると、やはり怖い。
そして今日、29日は1200人を超えたそうな。
じいちゃんはもう70代半ばだし、
ばあちゃんは年上女房なので、さらに高齢だ。
感染したとなれば、重症化する年齢である。
もちろん自分だって、嫁にも息子にも、
伝染してほしくはない。
ニュースで感染者の数だけを聞いても
ピンとこないので、自分はこれまでもよく、
行きなれている埼玉スタジアムに
換算して考えるようにしている。
たとえば都内で250人の感染者といえば、
1400万分の250だ。
ほぼ満員の埼玉スタジアムが6万なので、
あの中の約1名が感染している計算になる。
「今日のお客様の中から1名様に、
レプリカユニをプレゼント!」
と仮に言われても絶対に当たらないだろう。
だからこそ、他人事だった。
逆に言えば、7月下旬に、
人口5000人の与論島で23人の感染が
出たというのは
ヤバい数字であることが分かる。
「今日のお客様の中から276名様に、
レプリカユニをプレゼント!」
これは、当たってもおかしくない人数だ。
ちなみに7月29日、大阪の感染者数は過去最高の
221人を記録した。大阪府の人口は880万なので、
埼玉スタジアムで言えば1.5人に当たる計算になる。
ともあれ、そんな風にしてあくまで他人事だった
コロナウイルスが、一気に来た。
来たといってもまだ感染したとはっきりしたわけではない。
東京都の陽性率が5%前後だとすれば、
埼玉も似たようなものだろう。
だとすれば、じいちゃんが陽性である確率も
5%なのかと思えば少しは気が楽だ。
そしてまた、幸いなことに我が家は
生活圏を分離した二世帯住宅となっている。
共用部分は1階の玄関のみ。
ということは玄関のドアノブさえ
気をつければいいわけで、
だとするならば、
電車のつり革とか、スーパーのカートとかを
触るのと大差はないだろう。今まで通り
手洗いを徹底し、息子にもそうさせるだけだ。
二世帯住宅でよかった…と言うべきなのだろう。
ただやはり、じいちゃんの検査結果と、
同じ場所で生活をして、息をしている
ばあちゃんが本当に心配だ。
今はただただ、無事を祈るばかりである。
それ以上のことは、何もできない。
我が家は家族のだれ一人、旅行などはもちろん
この3月以来外食も一切行かずに過ごしている。
比較的、慎重に行動している方だと思う。
だが、今回の事態だ。
もう、すぐそこまでコロナの足音が
聞こえてくるようで、やはり怖い。
誰がいつ感染してもおかしくないのだと実感する。
検査の結果が出たら、また報告いたします。
本日はこれにて。
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