最初に気付いたのは、ばあちゃんでした。
朝、学校に行く前の息子と一緒に畑に
水を撒いていると、こう言ったのです。
「お隣の山田さん家の雨どいに、
スズメが巣を作っているのよ~」
縁側で日がな一日お茶をすすりながら、
ばあちゃんはかわいいスズメの生態を
観察しているとのことでした。
どれどれと、自分も2階のブラインドを開けてみました。
ズームイン。
さらに寄ってみると……。
いました!
スズメです!
しかもしばらく見ていると、
つがいです!
スズメたちは、夫婦そろって、
愛の巣をはぐくんでいたのでした!
体の大きさから恐らくこちらがメスで……
こちらがオスです。
チュン太郎、
チュン子と
名付けました。
この日から我が家は、朝ご飯の時には
必ずチュン太郎とチュン子を観察するように。
なにしろ、ダイニングテーブルから
ちょうど、彼らの巣作りが見えるのです。
枯れ草を口にくわえては、
せっせと運びこむ2羽のスズメ。
少しでも彼らの力になりたい。
そう考えたのでしょう、最近はパソコンで
検索ができるようになった息子が、
「スズメ エサ」などと調べてます。
「父ちゃん、米食べるってよ!」
早速、我が家のベランダに生米を撒きます。
「あとはカゴと棒をセットして……」
コラ息子、なんで捕まえようとするんだ。
あくまで我らは見守るだけの立場だ。
それにしてもそんな昭和のワナ、
よく知ってるな……。
「オバケのQ太郎で読んだ」
そんなところで知識を得ていたのか…。
それにしても呪術廻戦からバリバリ伝説から
オバケのQ太郎まで、
マンガの守備範囲広いな、君。
なんて会話もありながら、
今朝もチュン太郎夫妻は頑張っています。
視線を感じるのか、野生の習性か、
巣に入る前には用心深く、周囲を
きょろきょろと見渡しています。
小学生最後の夏、息子の自由研究は
『スズメの生態』となりました。
別にいいけどさ、
リビングルームで野生生物の観察をするって
お手軽すぎやしないか。
しかし心配なのは、
そこが雨どいであることです。
梅雨が明けて以来、まだ雨は降っていません。
チュン太郎、そこでいいのか?
本当にその場所に巣を作っていいのか?
3階の窓から見下ろしても、
巣自体は見えません。ともあれ、
雨どいそのものに巣をかけていたのなら、
大雨が降ったらアウトです。願わくば、
屋根の下に入り込んだあたりに作っていて欲しい。
そのうち、ピイピイと可愛いひなの鳴き声も
聞こえてくることでしょう。
そうなってからの豪雨など、可哀そうすぎる。
自分はもう、地面に落ちたひなを
拾い上げて手乗りスズメに育てるまでを
脳内でシミュレーションしています。
しかし一番の希望は、
無事に巣立っていくこと。
その日まで、
keigoman's diaryは
チュン太郎を
観察し続けます!
こんな駄文にお付き合いいただき
ありがとうございました。
次回こそは読んで役に立つものを
書きたい所存です。
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