ヘーベルハウスを建てるにあたり、
私たちは木造二階建ての一戸建てに、
半年ほど仮住まいをしていました。
元々住んでいた分譲マンション(9年)
↓
木造の仮住まい(半年)
↓
ヘーベル(2年)
といった流れです。
その、仮住まいだった木造の戸建ては
築3~4年程度。
食洗器もあり、2階リビングの天井は
斜めになっていて天窓もあり、
玄関キーもディンプルで、決して安っぽくはない、
なかなかきれいな物件でした。
分譲物件を賃貸しているというものです。
というわけで、タイトルにある通り、
木造二階建てと、重量鉄骨のヘーベルハウスとの
違いを、住み心地の観点から、挙げていきます。
1 とにかく静か
木造の家は、外の音がよく聞こえます。
仮住まいをしていた家は住宅の
密集地帯だったこともあり、
窓によっては手の届きそうな距離に、
隣家の窓がありました。
すると、その家の子どもが、
ママに怒られている声がよく聞こえるのです。
窓を閉めていても。
逆に言えば、こちらが大声を出せば
向こうにも聞こえるということ。
テレビの音も控えめに、
静かに静かに暮らしていましたが、
ヘーベルに引っ越した今では、
家の中でカラオケを
するまでになりました。
また、家の外からの音も聞こえにくいため、
近所で道路工事をしていても、玄関を閉めた
とたんに、ふっと静かになります。
雨が降ってきても気づかないというのは、
少し困りものでもありますが。
そのくらい、静かです。
2 トラックが
通っても揺れない
木造の家に住んでいた頃は、家の近所を
大型トラックが通ると、揺れました。
しかし、ヘーベルは揺れません。
家の目の前を、砂利を大量に積み込んだ
大型トラックが通っても、
まったく揺れを感じません。
「さすがだな」なんて思っていた冬のある日。
その日は雪解けで、
じゃりじゃりの鎖のチェーンを巻いた
大型トラックが、家の前を通りました。
すると、なんということでしょう。
我が家が小さくガタガタと
家が揺れていることに気が付きました。
…残念!
日曜の朝、3階の和室で寝ていたときのことで、
雪が完全に溶けたアスファルトの上を
鎖のチェーンのトラックが通ると
揺れることが判明しました。
まあ、そんなことは年に
何回もあることではないですし、
1、2階にいる分には揺れを感じることはないので、
気にしないこととします。
3 家の中の気温が
階に関わらず一定
木造の家に住んでいた夏の日。
1階はそこそこ涼しかったのですが、
2階がとにかく暑い!
階段を上がるごとに、一歩一歩
気温が上がっていくのが分かります。
その点、ヘーベルは、
1階も3階も気温に大差がありません。
「上の階に行くほど暑い」
ということが、
全くないと知りました。
冷暖房の効きも、
RC造分譲マンションのそれと同じです。
よって、
電気代も木造時代に比べて
2割ほど下がりました。
4 上下の階で人のいる
気配が伝わらない
家の内外で防音性能が高いという
話はしましたが、
家の中同士でも、
同じことが言えます。
我が家は二世帯住宅なので1階には
夫の親がいるわけですが、
いるのかいないのか分かりません。
部屋を仕切る扉は標準タイプで、
特に防音対策はしていないのですが、
会話も、テレビの音も、まったく聞こえてはきません。
親世帯に尋ねても、
「上にいるのかいないのか分からない」と、
同じ答えが返ってきます。
さすがに、二世帯住宅のパイオニアを標榜する
ハウスメーカーだけのことはあると感じます。
5 同じ広さでも
広さ感が違う
シンプルに鉄骨で組み立てているため、
開口部=窓を広く取れる分、
どの部屋も明るくて開放感があります。
仮住まいをしていた頃の木造住宅リビングと、
現在の重量鉄骨リビングは、ほぼ同じ18帖ですが、
天井の高さや、梁などの凹凸がないことも相まって、
こちらの方がはるかに広い印象を受けます。
入った瞬間「広いな」と
思わせてくれるリビングです。
木造と違い、柱の制約が少ない分、
広い空間が取れることも重量鉄骨の特長でしょう。
家具の配置もしやすいです。また、
窓が広いと日差しが入ってくるため、
部屋全体が明るくなります。
6 外壁がやたら
分厚いので、
窓辺に何でも置ける
これは重量鉄骨というより、
ヘーベルの特徴なのかもしれませんが、
とにかく壁が分厚い。
どこでそれを感じるかと言うと、窓です。
どの窓も、ちょっとした出窓くらいに、
窓枠の下部にスペースがあるのです。
この窓枠の広さはつまり、外壁の厚さ。
なので、家じゅう、どんな大きさの窓でも、
これだけの奥行きがあります。
木枠の部分だけで142㎜。
薄手のミニコンポくらいなら余裕で置ける、
この厚み。サッシの部分まで使えば、
A4サイズの本も置ける奥行です。
住んでいて日々感じる、
“住み心地”と言う観点で今回は書きました。
そうではなく、
いざ災害が起きた時に対する強みという点においても、
重量鉄骨の堅牢さは際立っているのですが、
それはまた別の機会に。
建築中の様子を見ると、まるでビルです。
実際、ヘーベルが作る賃貸住宅は、
アパートではなく
マンション
と言うカテゴリに入るそうです。
なんか分かります。
↑家ブログのランキングに参加しています。
「読んだ!」のしるしに、
上の写真をクリックしていただけると、
新たな原稿のネタが湧き出てきます。
【我が家が比較検討したハウスメーカー】