皆様が今住んでいる家のお風呂は、
入り口部分に段差はありますでしょうか？
ヘーベルハウスの場合は、最新の家でも
「あったり、なかったりする」
が答えとなります。
古い木造の家などの場合は、居住している
床よりも一段低い部分にお風呂が
あることが多いでしょう。
また2000年代に入ってから後の新築マンションは、
大抵の場合、脱衣所とお風呂はフラットで
段差はありません。下の写真は、
ヘーベルハウスに住む前に住んでいた、
2005年新築の分譲マンションのお風呂入り口です。
古い木造と新築分譲マンション、私たち夫婦は
その両方に住んできましたが
バリアフリーという観点だけでなく、
実際の使い勝手という意味でも、
やはりフラットな方が
よいでしょう。
ヘーベルハウスと契約した後は、
約3ヵ月をかけて
間取りを詰めていくことになります。
その最中にも、私たち夫婦は、
さまざまなヒントを求めて、
あちこちの住宅展示場に行っては、
ヘーベルハウスを見て回っていました。
理由の一つは、我が家を作るにあたって参考にし、
どんなものを取り入れるかを見るため。
そしてもう一つは、その時点での間取り図を、
自分たちの担当者とはまた違う営業の人に
見せることで、
有益な助言をもらえることが多いからです。
とにかく、展示場巡りをすることは、
自分自身の「家を見るスキル」を
上げるために重要です。
詳しくはこちらに書きました。
１階は親世帯、2～3階は私たち夫婦と
小学生の息子三人が住む、二世帯住宅の我が家。
１、２階ともに、同じTOTOのユニットバスを
設けたのですが、設計の段階で間取り図を見ていると、
なぜか２階だけは、入り口部分に段差がありました。
「２階にお風呂をつけるとこうなるのかな」
そう思っていましたが、
とある展示場でその話をしたところ、
「この段差はなくすことができる」と
言ってくれる営業マンがいました。
「玄関の軒をもっとこう、
大きく伸ばしてこれをこうして…」
構造の部分を少しいじることで、
２階のお風呂の入り口を
フラットにできるということが分かったのです。
間取り図を「これで決定」とする、
その締め切り日も
近づいていた頃だったのですが、
変更してもらいました。
かくして、我が家の2階のお風呂はこの通り。
使いやすいフラットなタイプとなったのです。
危うく、以下のようになるところでした。
写真は、2019年1月に完成した
ヘーベルのモデルハウス。
危ないところだった…。
以前にも書いたことですが、
注文住宅は良くも悪くも、
何もかもを自分たちで決める必要がある家です。
何かひっかかる部分があったときに
「そういうものなのかな」
と思ったら負けです。
今回のお風呂の段差に限らず、
「どうにかならないか」
と模索をすることで、結局は
「どうにかなることが多い」
というのが、
私たちの感触です。
そしてまた、注文住宅を建てるにあたり、
展示場巡りをすることは、
いろいろな意味でとても重要です。
ちなみに。これも重要なお話。
フラットなお風呂の場合、脱衣所との境目には
水はねを防止する数センチのゴムが
立ち上がっています。
このゴムは日々踏まれることで劣化し、
根元部分から切れてきたりします。
なるべく……いや、
絶対ここを踏まずに日々を
過ごすよう、気をつけなくてはなりません。
絶対です。
以前住んでいたマンションでは、
9年間住んだ結果、
その破損が始まっていました。
根元の部分が切れ始めていたのです。
大きな声では言えませんが、このゴムの
交換は結構な大ごとになるようで、
結局この部分はこのままで売却してしまい、
そして今の家を買う頭金となったわけです。
ともあれ。
・お風呂の段差はないほうがいい
・ヘーベルハウスの新築
であっても段差がある場合も
・しかしそれはフラットに
することができる可能性も高い
・展示場巡りは
面倒くさがらずにする
というのが、今回のまとめとなります。
ご清聴、ありがとうございました。
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