1階は親世帯、2~3階は私たち夫婦と
小学生の息子が住む、二世帯住宅の我が家。
そして2階にある18.5帖のリビングには、
小ぶりながら吹抜けを設けました。
間取り図でいうと、この部分。
長方形をした18.5帖のリビングで、
その中央あたりの天井に、
1830㎜×2623㎜の穴が開いているようなイメージ。
この部屋の照明はすべてダウンライトなので、
フラットな天井を四角く切り取ったような
形の吹抜けとなっています。
分譲マンションに住んでいた
私たち夫婦にとって、吹抜けは憧れ。
吹抜けのある家に住みたい
というのも、家を建てた
大きな理由のひとつです。
この吹抜けと、そしてアクセントウォールが、
「明らかに建売とは違う」雰囲気を
醸し出してくれます。
バス見学会で我が家を訪れた方々が
「わぁ…」と小さく感嘆の声を
上げていただくことが多いのも、
この2つによるところが大きいと思います。
やたらに高い天井というその見た目、
部屋の第一印象という点において、
吹抜けは大きなポイントとなっています。
それでは改めて順に、
吹抜けの
いいところばっかり
を紹介していきます。
1.見た目がいい
前述のとおりです。
モデルハウスなどと比べた場合、
我が家の吹抜けは、吹抜けとしては
ほぼ最小と言っていいサイズですが、
これの有無によって、
部屋の印象が大きく異なります。
広いリビングをより広く見せ、
開放感を与えてくれます。
2.明るい
吹抜け空間の外壁側には、
ご覧の通りのはめ込み窓があります。
この窓を通じて吹抜けから光が差し込みます。
間取り図で見ていただいた通り、
部屋の中央部分が
真上から照らされることで、
部屋全体の明るさが
ぐっと増します。
このLDKの明るさは、常に、
外の明るさと
ほぼイコールです。
マンションに住んでいた頃は、
昼間でもリビングの灯りを
つけなくてはいけませんでしたが、
今はそんなことはありません。
蛇足ですが、真夜中にトイレに行く時でも、
街灯の灯りなど外からの光で、
部屋はぼんやりと明るいため、
電気をつけなくても移動ができます。
満月の時には、月明かりの眩しさを、
部屋の中でも感じることができます。
3.家族の気配が感じられる
3階には夫と、息子の部屋があります。
しかしこの吹抜けがあることで、
部屋の扉さえ開けておけば、
常にその気配を感じることができます。
そして、はめ込み窓を設けた外壁側ではない、
階段側の壁を見上げるとこんな感じ。
3階の廊下から見ると、
このような窓があります。
ちなみにここから
リビングを見下ろすとこんな感じ。
この窓を通じて、空間がひとつとなり、
家族の気配を感じられるという仕組みです。
マンションという、いわば「平屋」の
空間では、それぞれが自分の部屋にいても、
互いの気配がありました。その点を、
我が家の奥様はいたく気に入っていたわけです。
しかし戸建てに移り住んだことで、
それぞれの個室があるフロアが、
リビングとは異なることに。
それでも、この吹抜けと窓を通じて、
マンションに住んでいた頃に近い感覚が得られます。
キッチンで「ご飯できたよー」と言えば、
「はーい」と答えが返ってくる。
そんな利点が、この吹抜けにはあります。
4.風通しがいい
先ほどの室内窓を開け、
3階の廊下にある外に繋がる窓を開ければ、
暑い空気が上に抜けていき、
相当な暑さの日でさえ、
エアコンなしで過ごせます。
この記事を書いた翌日、
吹抜けのデメリットについても
語ったのですが、
吹抜けは、
つけてよかった。
というのが結論です。
「やっぱ吹抜けは要らなかったな」
と思ったことは、一度もありません。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
↑家ブログのランキングに参加しています。
「読んだ!」のしるしに、
上の写真をクリックしていただけると、
新たな原稿のネタが湧き出てきます。
【我が家が比較検討したハウスメーカー】