戸建てに住み始めて丸３年。
マンションに住んでいた頃に比べ、
圧倒的に風通しがよくなりました。
戸建てはあっちこっちに窓があるので、
風が吹き抜けていきます。
ヘーベルハウスの場合、
設計図の段階で、こんな形で、光や人（動線）、
風通しのシミュレーションも行っており、
夏場でも、相当暑くなるまでは、
窓を開けて風を通すことで対処できます。
年間を通しての光熱費を考えるにあたり、
これは非常に大きなポイントです。
戸建てはとにかく
明るい＆風通しがいい！
というのが、マンションとの圧倒的な違いです。
風が吹き抜けることで、
冷房代はぐっと抑えられます。
ただし、せっかく風通しの良い家であっても、
開けることのできない
立地では意味がありません。
「窓が開けられない家」とはつまり、
大きな道路や人通りの多い歩道に面してる家、
音の出る工場に隣接している家、
あるいは、
基地や空港、線路が近い土地もあるでしょう。
また別のパターンとして、
以前自分が住んでいたマンションは、
１階に焼肉屋が入っていて、
窓を開けられないどころか洗濯ものを
ベランダに干すことすらできませんでした。
窓を開けていると、なんなら、
その匂いだけでご飯が食べられるくらい。
繰り返しになりますが、
せっかく風通しの良い家にしたのに、
道路が近くてうるさくて開けられないとか、
それじゃあ意味がありません。
これから土地を探して建てるのなら。
あるいは、
建売を買う場合であっても。
その家が、
窓を開けて過ごせる立地
であることは、住み心地の良さにとって重要です。
車で走っている最中にも、人様の家を見て
「この家は窓が開けられるのか」
という視点で眺めてみると、意外に、
窓を全く開けることのできない家
というのは、結構あります。
次回、ドライブをする際には、
そんな視点を持って運転してみると、
分かると思います。
特に夜、窓を開けたままで寝られるかどうか、
というのも大事なところ。
我が家の場合はバス通りから100～150ｍほど
ひっこんだ住宅街なので、夜、
家の前を車が通ることはほとんどありません。
窓を開けたままでも十分静かですし、
なんなら虫の声が心地よく聞こえてきて、
むしろ無音よりも寝やすいです。
「ｆ分の１ゆらぎ」の世界です。
ゆらぎまくって、すぐ寝付けます。
防犯上の観点もあるので、
夜、窓を開けたまま寝ることは、決して
「超おすすめ！」ってわけではありません。
それでも、
窓を開けて寝ることができるのか、
絶対にそれはできないのか…というのは、
ハウスメーカーに関係なく、立地次第です。
値段や駅からの距離、広さや形など、
土地を探す観点はさまざまありますが、
そのひとつとして、
「窓を開けて過ごせるか」
という視点もあるとよいかも知れません。
また、寝室だけで2つの窓があると、
しっかりと吹き抜けてくれます。
人が寝る部屋は窓ふたつ、
そうでない部屋はひとつとしました。
夏の終わり、我が家は窓を開け、
風の吹き抜ける場所を目指します。
それでは聴いてください。
フライングキッズで、
風の吹き抜ける場所へ ～Growin'Up, Blowin'In The Wind～。
♪風の吹き抜ける場所を目指し
君の体チェリーパイ そして僕の心ファンキービート
夏をかけぬけてゆく
♪風の吹き抜ける場所を目指し
フレンチキッス フラッシュライト浴びて
わりと感じやすい年頃が
愛を探し始めてる
なんだかよく分からないオチになりましたが、
イカ天世代の皆様も、そうでない方々も、
最後までお読みいただきありがとうございました。
心地よい風と虫の声、そして脳内で鳴りやまない
フライングキッズのVo.浜崎貴司の声に包まれて、
今宵もいい夢を見たいと思います。
おやすみなさい。
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