どうも。嫁の仕事が忙しすぎて、
主夫にならざるを得なかった者です。
我が家の奥様は朝早くから仕事に出かけて、
帰ってくるのは毎日夜の9時10時。
週末も返上で自宅で仕事をしている姿を見れば、
家事の一切はもう、
自分がやらざるを得ないわけです。
「お互いに仕事があるのだから、
家事はその日、やれる方がやればいい」
というスタンスで結婚生活を
スタートさせた結果、「やれる方」は、
自分しかいなかったというわけですな。
そうはいっても専業主夫を
満喫しているわけではなく、
自分もまた仕事のある身。
奥様よりは多少その時間が短いというだけで、
働きつつ、すべての家事をこなす日々です。
最近話題の「名もなき家事」も、全て自分です。
…ということなので、
毎日毎日手の込んだ料理など作れません。
そこで、リンナイのガスコンロデリシアが
大変に優秀であるという記事を、以前書きました。
なにしろ「あげもの温め機能」が素晴らしくて、
かき揚げでもとんかつでもからあげでも、
まるで揚げたてのような外カリ中ジュワの仕上がり。
「スーパーの総菜を買ってしまった」
という罪悪感を打ち消してくれるところが、
大変素晴らしいということを語りました。
そしてまた、こいつの優れているところは、
「あげもの温め」に限った話ではありません。
グリル部分で「焼く」機能がすごいのです。
むしろこっちが本命で、すごい。
まず、「魚オート」。
デリシアの場合は、
受け皿に水を入れる必要も、
途中でひっくり返す必要も
ありません。
ただ魚を放り込んで、メニュー画面の中から、
それが「姿焼き」なのか「干物」なのか
「切り身」なのかを指定するだけ。
そして例によって、デリシアはしゃべります。
「グリル、魚オートです」
「メニューを選んでください」
「姿焼きです」
・
・
・
「まもなく終了します」
「グリル、魚オート、終了しました」
「グリル扉が熱くなっています。注意してください」
ってな感じ。焼き上がると、勝手に火も消えます。
実はこれを購入する以前に、
近所で行われていた『ガス展』的なイベントで、
デリシアを紹介しているお姉さんと
お話をしたことがありまして。
「デリシアで焼いたお魚は、
とってもおいしいんですよ~」
ってのは、聞いたことがあったんです。
ただね、そうは言ってもね、
僕ら夫婦も、疑っていたんですよ。
どうせ高いからそんな気が
するだけちゃうのん?…って。
そしてデリシアが我が家にやってきた初日、
さっそく、サンマを焼いてみたわけです。
焼きたてを、大根おろしと一緒に
食卓に並べまして。
「そんなねえ、ガスコンロ変えただけで
焼き魚の味がうまくなるわけが……」
パクッ。
「うーーーーんまっ!
なにこれ?」
…って、ベタな展開にびっくり。
程よい焦げ目と、ぎりぎり火が通っていて
柔らかくジューシーな身の部分。
美味! これがサンマ……!
サンマ本来の味っ……!
って、賭博黙示録カイジのナレーションが
頭の中で響きましたよ。
こっちも思わずカイジ化。
「う…うめえ! 絶妙な火加減で、
ジューシーに焼けていやがる…!」
これ以上やると嘘くさいので
カイジはもうやめますが、
ホント、そのくらいおいしくて、
実際、味が違うんです。
何かと食べ物の好き嫌いが多い息子も、
焼き魚は大好き。
ハンバーグとから揚げと、そしてサンマが
彼の好物です。あとは銀ダラの西京漬けとか、
塩シャケとか。デリシアで焼いた魚は、
パクパク食べてくれます。
そしてまたデリシアは、魚だけでなく、
鶏肉をそのまんま焼いてもくれます。
いわゆる「鶏肉のグリル焼き」ってヤツです。
近所の業務用スーパーで売っている、
ブラジル産100g78円と、大変安いこの鶏モモ肉。
2枚が入って379円!
安値! 圧倒的安値…!
しかも味付き…!
一度、BBQで焼いて食べたらめちゃおいしくて、
それ以来こいつの大ファンになったのです。
これもまた、グリルに放り込むだけ。
メニュー画面から「とり肉のグリル」を選び、
焼き具合は「標準」でスタート。
約7分後、できあがり。
この焦げ目、そして丁度いい加減で、
ちゃんと中まで火が通っている!
食べやすいサイズにするために、
これを小さくカットするわけですが、
包丁を入れると、皮から「パリッ」と音がします。
まるで北京ダック!
そして食卓へ。
これがタンドリー…!
タンドリーチキン…!
「う…うめえ! 皮はパリパリで、
中身はプリンと弾力がありやがる……!」
そしてこいつには、ビールが合う!
「ちくしょう…!
キンキンに冷えていやがる…!」
あまりのおいしさに、またまた
嘘くささ満点のカイジと化してしまうわけです。
でもおいしいのは本当です。
おいしさの秘密は、
ガスなので直火で焼いているということと、
焼き上がった後の、
この、
油の量!
モモ肉一枚から出てきたのが、この油です。
そのおかげで、表面がほどよくパリパリになり、
肉の弾力も適度な硬さとなるわけですね。
フライパンで焼いたようにベチョッとしなくて、
食が進みます。
また、鶏肉だけでなくてこんなものもOK。
豚の肩ロース肉、ガーリックペッパー焼き!
たった199円で最高のおつまみが出来上がり!
はたまた、ブリのカマなんて焼いたらもう、
神楽坂あたりの料亭みたい!
醤油じゃなくて、創味の麺つゆを
かけて食べると、超うまい!
どれもこれも、
ただ焼くだけ。
…っていうのが、ポイントです。
味付けもなければ事前の準備もなく、
ただただ焼くだけで
豪華な夕飯の出来上がり。
ずぼらな主夫、大喜び! 息子もまた、
「わーいブリカマだー」と、大喜びです。
我が家の場合、夕飯と言えば、
「パックから出すだけ」
「切って出すだけ」
「焼いて出すだけ」
この3パターンが大半ですが、それでも、
多少は料理っぽいものが
出せているのはデリシアのおかげ。
「父ちゃんのハンバーグ、おいしい!」
って息子は言うけれど、それ、
冷凍のやつ湯せんしただけやで…。
心が痛むわ…。
もうちょっと仕事が落ち着いたら、
ホントの手作りハンバーグ作るからな…。
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