keigoman’s diary 注文住宅物語

注文住宅や、二世帯住宅にまつわる記事を中心に。

2月10日は二世帯住宅の日! 住みよい二世帯住宅にする“ルール”とは

 

今を去ること5年前、2015年2月のこと。

ヘーベルハウスはその年、自社が開発した

「二世帯住宅」というコンセプトの家、

その発売からちょうど40周年を迎えました。

そう、「二世帯住宅」という言葉は、

ヘーベルハウスが1975年に最初に

言いだしたことなのです。

そして40周年となったこの年、

一般社団法人日本記念日協会より

正式に認定を受け、毎年2月10日を

「に」と「じゅう」で、

“二世帯住宅の日”

と制定したのです。強引!

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とは言ったものの、我が家は

建てて悔いなしの二世帯住宅。

自分(夫)の両親が1階に、そして

2~3階が自分たちのフロアという造りです。

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住み始めて4年が過ぎ、振り返ってみると、

この家に住むにあたって決めたひとつのルール、

それが成功要因であったと思いますので、

今回はその“我が家ルール”についてお話します。

 

30代も半ばを過ぎると、そろそろ

「親の面倒をどうするか」

という問題が浮上してきます。

家ごとに事情は異なりますが、

我が家の場合は土地もない状態から、

二世帯住宅を建てるという選択をしました。

それまでは、互いに別々のマンションに

住んでいたのですが、新たに土地を買い、

そこに家を建て、合体したわけです。

詳しくは、下の過去記事で紹介させてもらいました。  

keigoman.hatenablog.com

 

 

我が家の場合、玄関はひとつなのですが、

それ以外の設備、つまり

 

・キッチン

・風呂

・トイレ

 

3つは、それぞれの世帯のフロアで

独立して設置してあります。

親世帯、子世帯ともに、自分たちのフロアで

生活の全部を完結できる構造。

玄関の出入りの際に偶然会うことはあれど、

意図して会いに行かなければ、

顔を合わせることはないわけです。

 

じいちゃんは、まだまだ現役の

ペンキ職人として働いています。

朝、何時に家を出て何時に帰ってくるのか。

食事は、そして風呂は、何時からなのか。

そういった生活の時間帯は、

親世帯と子世帯でバラバラですが、

上記の3つを互いにもっていることで、

一切関知しない生活を

送ることができています。

 

この記事を書いているのは「夫」です。

1階に住んでいるのは自分の親であり、

親から見れば実の子が上に住んでいるわけです。

しかし、自分が20代の前半で家を出て、

一人暮らしを始めてからウン10年。

長く別々の生活を送ってきたため、

今では互いに、干渉しあいたくないわけです。

仲が悪いわけではありません。

 

「べったり一緒に

 住むのはちょっとね」

 

というのが互いの本音です。

ですから、三度の食事もすべて別々ですし、

「いってきます」も「ただいま」も、

特には言いません。

マンションの共有玄関から入って、自分の部屋に

入っていく感覚と言えばいいでしょうか。

そんなわけで、顔を見ないときは

一週間くらい会わないことも珍しくありません。

昼間、自分が家にいる時にも、

1階に今、誰かがいるのかいないのか、

その気配すら伝わってこないという点も、

やはり、マンションのそれに近いイメージです。

 

そして、活躍しているのが、

こちらのインターフォン。

外からのピンポンに対して受け答えするだけでなく、

上下の階で会話ができるのです。

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こうして、

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 こうして、

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こうすると、

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「ぽーん」という呼び出し音がなり、

ハンズフリーで会話ができます。

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何か用事があって

相手のリビングに

顔を出したい時は、

必ずこれで一言

断ってから行く。

…というルールを、我が家では設けました。

 

これにより、ますますいい意味で

距離が離れた生活を送れるわけです。

親が、いきなり2階のリビングに

現れることは絶対にありません。

 

「煮物を多く作りすぎたからおすそわけ」

「録画の仕方がわからないんだけど」

 

そんな小さな用事のときも、親たちは断りなく

2階に上がってくることはしません。

私たち夫婦もまた同様。

そうすることで、

互いに気を遣うことのない生活を

送ることができています。

 

そしてまた、これも親子で話し合って

決めたことですが、

自分の息子、つまり親世帯にとっての孫だけは、

フリーパスとしました。

家全体をどの部屋でも自由に行き来できる、

唯一の存在は、

男子小学生である彼、ただひとりです。

 

ともあれ、たとえ玄関がひとつでも、

「キッチン」「風呂」「トイレ」の3つ

さえ別々に設置し、

さらにフロアを分け、そして

 

「勝手に行かない」

 

というルールを作りさえすれば、

二世帯住宅は、かなり住みやすいものになります。

特に、小さな子どもがいる家にとっては、

理想的な環境と言っても過言ではないでしょう。

 

「ならいっそ、玄関も2つにすればいいじゃん」

という声も聞こえてきそうですね。

ええ。

確かに図面を作り始めた当初、玄関は2つでした。

 

しかし、玄関扉は高い!

 

1枚あたり70~80万円します。

また、狭い玄関を2つ作るのなら、広くて、

収納もある玄関をひとつ作ったほうが良いと

私たちは判断しました。

この点は、家ごとの判断ですから、

玄関はひとつでもふたつでも、

どちらも正解なのでしょう。

 

話を戻します。

2階のリビングの扉を開け、階段を降り、

引き戸を開けると1階のリビングです。

この、扉2枚を挟むことで、

テレビの音や会話する声は一切聞こえません。

扉自体は、その高さを天井までの

高いものにはしたものの、

防音などの仕様は標準です。

 

その「標準」のレベルが

高いからこそ、

部屋同士の防音も

優れているのだと感じています。

 

さらに言えば。

3階には、AVルームがあります。

この部屋で、私たち夫婦はカラオケをします。

最近のゲームはネットに繋がっていますから、

カラオケボックスに限りなく近い環境で、

新曲などもバンバン配信されます。

さらに音響も、がっつり5.1chで

仕上げましたので、

ウーハーまで利かせて、

ますますカラオケボックス状態。 

www.keigoman.com

 

にわかには信じがたいかもしれませんが、

3階で夜中の1時まで歌っていても、

1階には、全く聞こえないのです。

扉を3枚と、ワンフロアを挟んでいることで、

ぐっすり眠っている親に、

夜中のカラオケの音が全然

聞こえないという、この事実。

もちろん、家の外になど、

聞こえるはずもありません。

 

住宅街のど真ん中で、

今夜も私たちは唄います。

 

余談ですが。

 

以前、分譲マンションに住んでいた時、

自分は、管理人さんのおじいさんと、

とても仲よくしていました。

マンションを引っ越すとなったとき、

そのことを管理人さんに話をすると、

とても寂しがってくれ、しかし同時に、

親と一緒に住むということに対して、

こうも言ってくれたのです。

 

「ああ、それは

 とてもいいことですね」

 

自分の選択は間違っていなかったんだなと、

認めてもらえたようで、うれしかった気持ちは、

昨日のことのように覚えています。

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