ようやく工事が終わりました。
そこが洗面所であるということから
約10日間にわたるリフォームの間、
洗濯機が全く使えなかったのですが、
なんといっても我が家は二世帯住宅。
コインランドリーに行く必要もなく、
日々の洗濯は1階の親世帯にあるものを
使わせてもらいまして、特に不便もなく、
このリフォーム期間を乗り越えました。
というわけで、ビフォーがこれで、
アフターがこれ!
単に、背面にタイルを貼っただけではありません。
洗濯機の位置だけは同じですが、
洗面台から鏡から、右の棚まで
全て新調したものです。
よく見ると、洗濯機の水道とコンセントの位置も
違っているのがお分かりいただけるかと思います。
なにがすごいって、奥様が書いた
設計図そのままの仕上がりっていうところ。
リフォーム屋さんと相談しながら
デザインを詰めていったのではなく、
奥様発信による、
完全な一方通行で仕上げたという点にあります。
タイルも、
照明も、
蛇口も、
すべてショールームに足を運んで
彼女が「これ」と決めた、つまりは、
イチから十まで奥様のセンスが詰まった
リフォームであるというところがすごい。
実は自分(夫)は、このリフォームに
大賛成という立場ではなかったのです。
「現時点で何の不満もない洗面所を、
日々の中で数分を過ごすだけの
小さな空間を、何もいまさら
リフォームしなくてもよいのではないか」
…というのが、自分の立場でした。しかし、
彼女は自分がやりくりできるお金の全てを
貯めながら、この日を夢見てきたのでした。
そして、5年の歳月をかけて貯まったお金で
今回のリフォームに踏み切ったのです。
ブランドバッグなどただのひとつも持っていない
彼女の、これは唯一の趣味なのだと理解した自分は、
反対することはできませんでした。
それにしても、
狭いなりによくできた空間だと思います。
タイルを見に行くためだけに、
六本木のマリストに足を運び、
洗面ボウルとカウンターの素材を
見るためだけに、新宿の
アイカ工業ショールームに足を運び、
さらには蛇口を見るためだけに
DMSバスルームソリューションズの
麻布デザインギャラリーに足を運び、
照明は予めルイスポールセンと
決めてはいたものの、
実物の大きさ感を見るためだけに
大塚家具に足を運び、
そうして出来上がったのが
今回の洗面所になります。
そしてまた、
ティッシュをここから取り出せるようにした
こちらの洗面台はもちろん、
その対面側にあるこちらの家具も
すべてオーダーメード。
ミリ単位で引き出し内部の大きさまでを指定し、
何から何まで彼女の思惑通りの仕上がりとなりました。
正面のタイルに至っては、
一枚一枚その色合いが違うため、
一度全てのタイルをリビングルームに並べて、
目立つところに使うための見栄えがいいものから順に
元の箱に戻し、その箱に
「ここから使って下さい ①」と
番号までふる始末。
執念すら感じます。
ここまでの作業はきっと、
新築の段階ではできませんでした。
当時は家に対するスキルや見る目の不足、
かつ時間的な制約もあったからです。
ともあれ、入居から5年目にして、
こうして大規模リフォームは完成となりました。
そして、この工事にかかった金額は……
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趣味ってお金がかかるモノなんですね。
でも、大規模リフォームは
これで打ち止めにしてほしいよ……。
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