我が家のキッチンは、
ヘーベルハウスオリジナルです。
…といっても、永大産業という会社が作っているもので、
この会社のHPを見れば、キッチンの取扱説明書や、
設置にあたっての説明書なども見ることができます。
そしてキッチンの使い勝手についてはこちらから。
実は、2年半が過ぎたころから、
排水溝からごぼごぼと音が
するようになりました。
水が流れ終わった後も、10~20秒もの間、
ずっとごぼごぼという音がします。
液体のパイプ掃除剤や、錠剤のものを
試しましたが一向に改善されず。
ホームセンターで、こんなブラシを買ってきて、
奥の方まで突っ込んでみましたが、ダメ。
どうにか解決はしたいため、ヘーベルハウスの
オーナー向け「よろず相談電話」先である、
ヘーベリアンセンターに電話したところ、翌日、
提携先の水道業者から電話連絡が来ました。…が、
見に来てもらうだけで8000円~12000円、これに、
症状次第で処置を行う料金が加わるとのことで、
来てもらうことは諦め、一旦保留としました。
ここからが本題です。
排水トラップの
分解掃除をしました。
…ので、写真付きでそのレポートを。
以下の作業については、あくまで自己責任でお願いします。
ヘーベルハウスオリジナルキッチンの下部は
ちょっと特殊で、このように大きく空いています。
正面から見ると、こう。
突き当りにある白い壁は、
上の取っ手を持つとすぐに外れます。
赤い丸で囲んだ物体は、
2リットルペットボトルの上部を切り取ったもの。
今回の作業のために作ったのですが、
排水トラップを分解するにあたり必須のアイテムです。
排水トラップはこれ。
通常のS字をしたものとは形状が違いますが、
右の四角の部分に水が溜まり、
下からの臭いを抑えている構造です。
↑永大産業の取説より。我が家のこいつは、
右の「Jシンク」というタイプになるわけです。
このキャップを外します。
まずはキャップを留めている、
四角いリング状のパーツ。
これは、パチンと指で取れます。
そのリングは少し広げるとポロっと取れますので、
次に、キャップ。
これは、先ほど外したリングで
固定されているだけなので、
キャップを持って下にひくだけで外せます。
コツとしては、隙間に爪を入れて、
ピッと下に引く感じ。ポロリと取れます。
ネジのようにひねる必要はありません。
そして、このときに
排水がどぼっと落ちてくるので、
それを受けるために、
ペットボトルは必須です。
キャップが外れた状態がこちら。
見事に外れました。
外した2つのパーツはこれ。
ペットボトルには汚水が溜まっておりますが、
これを、シンクに流してはいけません。
開きっぱなしの排水トラップから零れてきますので。
「わぁー、父ちゃん何やってんだー。
頭、悪すぎかっ?」
と小学3年生の息子から指をさされることとなります。
汚水は洗面所かトイレに流し、気を取り直して続きを。
上から排水溝を見ると、こう。
水が流れていく穴の入り口にあるパーツは、
割りばしで引っ掛けるか、指で引っ張るだけで取れます。
ここで再び、ホームセンターからやってきた
ブラシが登場。
突っ込みます。
奥まで入れます。
すると、下からこのように出てきます。
これを前後に動かすことで、排水溝の中の汚れが
ちょいちょい飛んできたり落ちてきたりするので、
ペットボトルによる汚れ受けと、また、
気になる方はゴム手袋なども使うとよいでしょう。
心ゆくまで掃除をしたら、全てを元に戻して終了です。
四角いキャップは向きがあるので、
決まった辺に正しい辺を合わせて取り付けて下さい。
同様にリングも、元あった向きで取り付け。
この状態でよーく水を流して観察し、
漏れがないかを確認しましょう。また、
ペットボトルはここに置いたままでも、問題なく
白いカバーは取り付けられます。いつかまた
掃除をする日のために、置きっぱなしでさようなら。
この後、念のために、液状のパイプ掃除剤を投入。
その結果、ごぼごぼ音はしなくなりました。
横で作業を見守っていた妻と息子も、
「パパすごーい」と見ていたのですが、
例の「排水溝開きっぱなしで汚水流し」の一件以来、
「頭悪い」の烙印を押されたことだけが、
ただ無念でなりませぬ。
~追記~
そしてこの話は、不本意ながら続きがあります。
↑ご興味ある方、同じ症状に悩まれている方は、
ごぼごぼ音シリーズ第2話を参照ください。
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