卒論のタイトルみたいになっておりますが。
【web内覧】シリーズ第3弾です。
玄関を入って、右に入ると和室となっております。
リビング側から見ると、こんな感じ。
押入を設けた、四畳半の和室は、
ばあちゃんの寝室でもあります。
地震のことを考えて、家具は最小限。
万が一、このタンスが倒れてきても大丈夫なよう、
これを避けた場所に布団を敷いているようです。
その、たったひとつの収納ダンスは無印良品製。
実は洋室に2つ並べて置いた、
これと同じ商品なのですが、
和室に似合うよう、また畳を傷めないよう、
短い脚部をのこぎりでズバッと切っております。
押入の中はこんな感じ。
室内からの見た目をすっきりさせるために
天袋のための小さな襖を設けず、天井高としました。
また、押入の内部をどう切るかも、
注文住宅は自由にデザインできます。
※襖で見えなくなっている中央部のあたりには、
ハンガーの棒を支えるための仕切りが入っています。
そしてハンガーをかけるための棒は、
高さ違いの2列にしました。これによって、
じいちゃん用とばあちゃん用に分けるとか、
季節で手前と奥を入れ替えたりできるようにしました。
そして照明は、
以前私たち子世帯夫婦が住んでいた時に
マンションの和室で使っていたものを流用。
カーテンはレースのシェード1枚です。
1階のこの窓はこのように、
電動シャッターが付いているので…
室内側に厚手のカーテンは不要と判断しました。
詳しくは下記の記事にて。
また、先ほどから「和室」と言っていますが、
敷かれている畳の表面は、い草ではなく和紙製。
オーダーする際にどちらかを選べるのですが、
経年による変色・変質がしにくい、和紙を選びました。
いわゆる「畳の匂い」がしない代わりに、
いつまでも新品のような、緑色のままですし、
紙とは思えない強度です。
なんなら、い草よりもほつれにくいかも。
またここで選ぶのは、和紙か、い草かだけではなく、
和紙とした場合の表面の色と、畳ふちの色やデザイン。
注文住宅というのは、ここまで自分たちで
決める必要があるということです。そして、
本当はこんな感じの、ふちなしの
正方形の畳にしたかったのですが…
それは高いので、我が家は通常の長方形タイプです。
せめて「ふちなし感」が出るよう、畳ふちは
畳の色と合わせて目立たないものとしました。
さらに言うと、この畳は厚みが
1~2㎝ほどしかありません。まるで
薄~い板のような形状ですが、こうして
敷き詰めてしまえばそれは感じませんし、
将来的にフローリングにリフォームするときなど
その方が手間いらずで、
費用が安く上がるという利点があります。
また、この部屋にはエアコンがありまして。
ここ(下図の斜線)にエアコンがあると、
通常は、この位置に室外機が来るわけです。
しかし、それは外観として美しくないため、
「隠ぺい配管」という
オプション工事をしてもらいました。
エアコン設置業者に頼むのではなく、予め
ヘーベルハウスに依頼する必要のある工事です。
これによって配管は天井の中を通って、
家の裏側、隣家との境目にまとめられました。
詳しくはこちらから。
そして先ほどからちょいちょい登場している、
作品名「金色のライオン」は、
ばあちゃん自慢のかわいい孫が
小学1年生の時に図工の時間に製作し、
県の展覧会で金賞をいただいたという逸品。
いつでも、大好きなばあちゃんを見張っている、
和室の、いや我が家の、守り神なのであります。
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