【web内覧】シリーズ第6弾です。
今回は、二世帯住宅である我が家の、
1階親世帯のトイレについて。
例によって模型で説明しますと、ここ。
玄関を入って突き当りの壁を左に進んで、左側。
写真で見ると、こんな感じ。
左手に玄関、右手に突き当りの壁があり、
そして正面の壁の左側に、
トイレの入り口が見えます。
前述の通り1階は親世帯となっており、
いつかは訪れるかもしれない
車いすでの使用に対応するため、入り口は、
ガラガラと横にスライドする“引き戸”としました。
またここは、私たち子世帯が
2階に上るための通り道でもあるため、
やはり扉は、外に開くタイプのドアでは
都合が悪いわけです。
というわけで、この扉を開けると…
じゃーん。
ごく普通のトイレが現れます。
奥行は1300㎜、幅800㎜。
当初の設計ではもっと奥行きが
あることになっていましたが、
玄関収納を広げるために少し小さくしました。
詳しくはこちらの記事にて。
どちらかを広くすればどちらが狭くなる、
空間のせめぎあいの結果が、
この奥行だったということです。
…が、1300㎜あれば充分です。
175㎝ある男性が座って、
「考える人」の姿勢になっても、
正面の扉に頭をぶつけたりはしません。
また巾も、800㎜あれば充分です。
ごくごく普通の広さです。
そしてトイレ正面の壁は、壁紙を変更しました。
ヘーベルハウスの場合、
よほど特殊なものでない限り、こうして
壁紙の一面を別のものに変えるという
アクセントクロスのオーダーは、
プラス料金なしで対応してくれます。
さすがに坪単価の高いメーカーだけの
ことはあると感じさせてくれます。
これからヘーベルで家を建てる方は、
存分にこの恩恵を利用すると
よろしいかと思うわけです。子ども部屋も、
結局は全部普通の白い壁紙にしてしまいましたが、
一面だけはもっとかわいいものにしても
よかったかな、と今は思います。
ちなみにトイレのアクセントクロスの柄は、
このフロアに住むことになる両親のチョイス。
私たち子世帯夫婦の主導で、家づくり、
間取り決めなどは行いましたが、
その楽しい部分を、親にも味わって
もらいたかったということもあります。
右手の外壁側には明かり取りの小窓を設けました。
ガラスは当然、視線をぼかす「霞ガラス」。
こうしたガラスの内訳についても、注文住宅は
一つ一つ自分たちで決めていく必要があります。
カタログはこの通り。
また照明は、夜中にトイレに行く際の
安全性や利便性を考え、人感センサーに。
「自動」にしておけば、勝手に
点いて勝手に消えますし、明るい昼間は
人を感知しても灯りは点きません。
照明自体は、天井に埋め込まれたダウンライト。
右の壁には換気口も見えます。
トイレ正面の壁には、収納を設置。
当たり前のようについておりますが、
これもまた、言わなければつきませんし、
なんなら「つけない」という選択肢もあります。
収納は下から上に開くタイプの扉ですが、
実際に使う人…我が家の場合は
ばあちゃんの身長を考慮して、通常よりも
少し低めの位置に設置してもらいました。
このあたりも、きちんと言わないと、
「こんなもんやろ」という高さに設置されて
しまいますので、考慮が必要なわけです。
事前に、実際にこれを使う人を
モデルハウスに連れて行き、
そこにあるものを触ってもらって、
どのくらいの高さなら届くかを確かめるという
作業をするとよいでしょう。
左手には、タオルハンガー。
そしてバリアフリー対応のために、
手すりも設置しました。
階段の手すりは標準でつきますが、
トイレの手すりはオプションとなるため
プラス料金がかかります。
そしてまた当初、白色だったの手すりは、
入居後2年以上が経った頃にリプレイス。
こちらの記事にて詳しく書きました。
トイレットペーパーホルダーはこんな感じ。
プラスチック製のものではなく、
タオルハンガーなどと色を合わせて
シルバーの金属製にしました。
…が、嫁はこれもまた別のものに変えたいご様子。
こんなのを狙っているみたいです。
そして、モデルハウスにあるトイレは、
今やもれなくタンクレスですが、
↑群馬県太田市の展示場より。
我が家の場合はお安い方、通常のタンク付きです。
LIXIL製。
ちなみにトイレマットは、
アクタスにて購入したものです。
というわけで、こちらのトイレの
こだわりポイントは以下の5つとなります。
二世帯住宅を考えている方の
参考になれば幸いです。
・車いす対応するための引き戸
・人感センサー
・一面だけ変えた壁紙
・低めに設置した収納
・手すりの設置
トイレだけで長々と語りましたが、
お付き合いいただきありがとうございました。
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