1階は親世帯、2~3階は私たち夫婦と
小学生の息子が住む、二世帯住宅の我が家。
玄関は一つですが風呂、トイレ、キッチンは別々で、
それぞれのフロアで生活が完結する間取りです。
そして子世帯のメイン空間、リビングのある
2階の間取りはこんな感じ。
今回は、赤丸で囲んだトイレのweb内覧です。
入り口はこんな感じで、
開けるとこう。
正面と天井は、色違いの壁紙としました。
このように「一面だけ壁紙を変える」といった
変更も、ヘーベルハウスの場合は
オプション料金なしで対応してくれます。
極端に言えば、天井も含め五面全部を
違う色にもできるということ。
さすがに坪単価の高いメーカーだけのことはある。
そうこなくっちゃ。
そしてまた、この部屋の照明は、
ダウンライトではなく、あえてのペンダントライト。
住宅設備などをどうする、という打ち合わせの中で、
ヘーベルハウスの場合は、担当の営業マンだけでなく
インテリアアドバイザーがついてくれ、
その観点からいろいろな助言をしてくれます。
「トイレは、好きなライトを下げるのも、
最近の流行りですよ」
専門家の言うことなので、
迷わず取り入れさせてもらったわけです。
実際、モデルハウスに行くと、
トイレにはおしゃれなペンダントライトが
下がっていることが多いです。
いろいろ探した結果、私たちが見つけたのは、
「リグナテラス東京」という
家具屋さんで出会ったアイテム。
「Tipo(ティーポ)ペンダントライト 」
という商品で、ネット上ではamazonでも
ヤフーショッピングでも取り扱いがなく、
かろうじて楽天で白磁のバージョンがありましたが、
こういうアイテムです。
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外側は、我が家のリビングの家具に合わせて
ウォールナットを選択しました。
さらに、このライトを設置した、
むき出しの引掛けシーリングにはカバーも装着。
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取付直後はこうだったものを、
こうしたわけです。
モデルハウスでもやはり、
ペンダントライトが取り付けてある上部は、
このようにしっかりとデザインが施されています。
※この照明の場合は、商品自体がそのようにできていると思われます。
実は、今回の記事の
本題はまだ先
なので、さくさく行きましょう。
トイレの扉止めは、現場監督から
「こういうのにしますか?」と聞かれたのですが、
床に出っ張りが増えるのは好きではないので、
こういうのにしてもらいました。
こういうことです。
収納はヘーベルハウスのカタログにあった純正品。
ぱか。
片側に12ロール入るサイズです。
また、タオル掛けも純正品そのまんま。
タオルを広げた状態で下げたかったので、
リング状のものではなく棒状のものを選択。
壁紙に合わせてオレンジのタオルを、
ここではいつもかけています。
そしてまた、
すでにお気づきの方も多いと思いますが、
便器は流行りのタンクレスではなく、
ウチのはがっつりタンク付き。
単純に予算の関係によるものです。
本当はこんなのにしたかったけれど、
TOTOのHPより。
おしゃれすぎるだろ…。どうなってんの…。
炊飯ジャーみたいじゃないの…。
こちら、TOTO「ネオレストNX」の
希望小売価格は
570,000円(税込61万5,600円)。
次の人生で買うことにします。
タンクの有り無しそれぞれのメリットデメリット
みたいな記事はネット上にたくさんあるので、
ここでは一切語りません。
タンクレスでもないのに語れないしね。
ちなみに、親世帯のトイレはこんな感じ。
さて、いよいよ本題です。
もともとこのトイレは、今のこの場所でなく、
ここに作られる予定でした。
注文住宅を建てるにあたっては、
担当者と何度も何度も打ち合わせを重ねて、
間取りを書き換えていくものです。
ヘーベルハウスの場合は、
20枚くらい上書きするのが平均だそう。
その打ち合わせの段階で、私たちは
「廊下の面積は最小限にして、
その分部屋を広くとりたい」
「リビングを通って
3階に上がる動線にしてほしい」
といった要望を出しました。
ひとつ目の要望を出した理由は単純に、
居室を広くしたいから。
マンションでも戸建てでも、廊下というのは、
作らなくちゃいけないからあるのであって、
できればないくらいのほうが、
それぞれの部屋が広く取れます。
「廊下が少ないのは良い間取り」とされ、
近ごろでは廊下の少ない間取りを希望する人が
増えている※1とのこと。
※1 keigoman調べ
そしてふたつ目、リビングを通らないと
3階に上がれない動線としたかったのは、
子ども部屋が3階にあるため。
今はまだ息子は小学生ですが、
いずれ中学生、高校生となった時に、
親の顔も見ずに
玄関から自室に直行
するのを避けたかったからです。
こうして、建てる人の希望に合わせて
対応してもらえるところが、
注文住宅の醍醐味。その結果、
廊下となる場所をふさぐようにして
トイレが出現した形です。
これにより、模型で説明すると、
動線はこのように。「ト」がトイレです。
リビングルーム側から見ると、
こういうことです。
そしてまた、トイレをここにもってきたことで、
廊下の残り部分を使って広い収納も生まれました。
こちらになります。
リビングルームに大きな収納は必須。
パントリーのない我が家の場合は特にです。
トイレの位置ひとつ動かすだけで、
こんなにもいろいろ変わるということ。
自分たちがどうしたいのかという要望は、
家を建てようとしている方なら必ずあります。
そして注文住宅というのは、
良くも悪くも注文した通りに仕上がりますから、
自分たちが、家に対しての知識を
仕入れなくてはなりません。
先方が提示してきた案に対して、
「そういうもんかな」
と思わず要望を口にすることが大切ですし、
その要望を言えるようになるためにも、
やはり、自分自身が成長する必要があります。
詳しくは、この記事でも書きました。
というわけで、動線的にも、収納的にも、
我が家としては最高の場所に
設置されることとなったトイレなのでした。
で、余談ではありますが。
小4の息子が時々、このトイレを使った後に
流し忘れているのはよしとしよう。
それが「大」であっても、まあいい。
しかし、
「大」をした直後なのに、
トイレットペーパーが全く、
ただのひとかけらも便器の中に
入っていないのはどういうことだ。
君は今、ニコニコしながらソファに座って、
録画した大好きな番組「0655」を見ているけれど。
「アルデンテの唄」とか、
テレビと一緒になって歌っているけど。
君のお尻は今、
どうなっているのだ。
父ちゃん怖くて聞けないよ…。
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