【ブログ】
ウェブログ(Weblog)の略で、
自分の意見や感想を日記風に記して、
それに対する感想などを閲覧者が自由に
コメントできる形式のWebサイトのこと。
※ASCII.jpデジタル用語辞典より
というわけで、百花繚乱のブログ界。
その中で、家に関してのブログを書く人も、
たくさんいるわけです。
かく言う自分もその一人。
家ブログを書くということは、
自分の家に対する思い入れが強いことの
表れでもあるでしょう。中には、
そのハウスメーカーからひどい目に
遭わされたことを糾弾するブログもありますが
愛と憎しみは紙一重。基本的には、
自分の家について語りたいからこそ、
愛しているからこそ、ブログを書くわけです。
一方、恐らくは日本最大、97万0,365サイト、
つまり100万近くものブログが参加をしている
『日本ブログ村』という
ランキングサイトがあります。
あらゆるブロガーがここに登録をしており、
その参加ジャンルは「ペット」「趣味」「スポーツ」
など大まかに分かれています。その中でもさらに
「猫」「釣り」「野球」などと細分化。
ブロガーたちは、この中からカテゴリーを選び、
この『日本ブログ村』に参加するわけです。
「生活」という大きなジャンルの中から
「住まい」に進むと、今度は、
「マンション」「一戸建て注文住宅」などの
サブカテゴリーが並ぶことになるのですが、
そこには、各ハウスメーカーの名前が並んでいます。
自分の家について語りたいからこそ
ブログを書くということは、つまり、
ブログを書いている人の数が
多いメーカーほど、
その家を愛している人が多い
ということになるのでは。
そんな観点のもと、調べてみました。
売上高でも、販売戸数でも、坪単価でもない、
我が家を愛している人が多い
ハウスメーカーランキングです。
特長とか、評判とか、価格帯とか、
それらをまとめたサイトは数多くありますが、
あんなのは、見れば見るほど
分からなくなりますって。
その点で、以下のランキングは、
ハウスメーカーを選ぶにあたって
分かりやすい機軸の
ひとつになるのではないでしょうか。
それでは発表です!
※右の数字が参加しているブログの数です。
1位 一条工務店 1177
2位 住友林業 592
3位 積水ハウス 346
4位 ミサワホーム 287
5位 セキスイハイム 285
6位 旭化成ホームズ 232
7位 三井ホーム 198
8位 大和ハウス 175
9位 住友不動産 122
10位 パナホーム 96
11位 タマホーム 85
12位 トヨタホーム 65
13位 スウェーデンハウス 56
14位 レオハウス 44
15位 輸入住宅インターデコハウス 25
16位 サンヨーホームズ 15
その他ハウスメーカー 168
一条工務店ぶっちぎり!
2位とはダブルスコアじゃないの!
すごいな、一条!
確かに、ウチの奥さまの実家の
すぐ近くの家も一条で建て替えていたし、
関東近辺の住宅展示場に行っても、
一条工務店は、もれなくありますもん。
外観からして高級感あふれるメーカーです。
そして、2位は住友林業。
「すみりん」なんて呼ばれたりしていますが、
住友林業の特徴はなんといっても、
木のぬくもりを前面に打ち出した高級感です。
家のパーツも作っており、我が家も本当は
住友林業の洗面台をつけたかったのですが、
高すぎて諦めました。
ちなみに上位3社の中ではその歴史は最も古く、
昭和23(1948)年2月20日の設立です。
3位は積水ハウス。
知名度でいえば、この上位の中では
ここが一番かなという印象です。
セキスイハイムとごっちゃに
なっちゃうのですが、別メーカーです。
歌で説明をしますと、
♪せきす~いはうすぅ~ が、積水ハウスで、
♪せきすいはぁ~いむ が、セキスイハイム。
…って、分からんわ!
ブログで歌を伝えるのは難しいな!
4位は、ミッフィーちゃんのキャラクターで
おなじみのミサワホーム。
5位は、快適エアリーが
本当に快適なセキスイハイム。
そして6位が、旭化成ホームズこと、
我がヘーベルハウスです。
この順位が妥当なものであるかどうかは、
実際にはどのくらい
売れているのか
を見ればわかるはず。
住宅産業新聞の資料によると、
2018年度の販売戸数ランキングは次の通り。
1位 積水ハウス 12158棟
2位 一条工務店 約12000棟
3位 セキスイハイム 1万0200棟
4位 ヘーベルハウス 9848棟
5位 タマホーム 9386棟
6位 大和ハウス 8716棟
7位 住友林業 7900棟
8位 ミサワホーム 6508棟
うん、まあ、
ブログの順位は妥当なところなのかな。
その点でいうと、
住友林業は販売戸数に対して、
ブロガーの数が多いと言えます。
販売的には7位なのにブログでは2位。
それだけ、
家に対して満足している人の割合が多い
と言えるかもしれません。同じ理由で
ミサワホームも、同様のことが言えます。
逆に、タマホームは、売れている割には、
ブログで発信をしたい人の
割合は低いということになります。
そしてもうひとつ、大事な要素が。
つまり、家はハウスメーカーだけが
建てているわけではないということです。
日本ブログ村の
住まいカテゴリーランキングには、
ハウスメーカーだけでなく、
一戸建 工務店 405
建築設計事務所 288
というカテゴリーもあり、これらを、
先のランキングに入れ込むとこうなります。
1位 一条工務店 1177
2位 住友林業 592
3位 一戸建 工務店 405
4位 積水ハウス 346
5位 建築設計事務所 288
6位 ミサワホーム 287
7位 セキスイハイム 285
8位 旭化成ホームズ 232
9位 三井ホーム 198
10位 大和ハウス 175
11位 住友不動産 122
12位 パナホーム 96
13位 タマホーム 85
14位 トヨタホーム 65
15位 スウェーデンハウス 56
つまり、大手のハウスメーカー以外で
建てている方たちも大勢いて、
その方たちもまた、
自分の建てた家が
大好きだからこそ、
ブログにその思いを
したためている
ということだと思います。
以前にも書きましたが、
ヘーベルハウスで建てた自分は、確かに
ヘーベルハウス大好きマンですが、
「間違いではない選択肢の中の一つを選んだ」
くらいの感覚です。
今回名前の挙がったハウスメーカーで
建てるのであれば、大失敗なんてありません。
それ以上に大切なのは、
担当をしてくれる
営業マンの優秀さ
でしょう。これについては、
こちらで詳しく書きました。
工務店や設計事務所の場合も同様に、
窓口になってくれる方が
どれだけできる人間であるか
が大切だと思います。
家を見る目と同時に、人を見る目も
もつ必要があるということです。
それにしてもヘーベル、6位かぁ…。
ウチよりも、もっともっと素敵な
ヘーベルの家はいっぱいあるのになぁ…。
ヘーベルハウスのブログ界隈が
一条工務店のように、
もっと賑わえばいいのになって、
そう願っております。
ところで、オリコンが毎年発表している
というものもありまして。そこでは、
「打合せのしやすさ」「モデルハウス」
「情報のわかりやすさ」「営業スタッフの対応」
「金額の納得感」など、
14の項目別にランク付けをしているのですが、
それによると、14項目の全てで、
スウェーデンハウスが1位なのです。
そしてまた、
そのうちの9項目で、ヘーベルハウスが2位。
先のブログランキングとは
全く異なる結果となっているのですが。
「スウェーデンハウスを建てた人は
なぜブログを全然書かないのか問題」
が、ここで浮上してくるわけです。
ブロガーはほとんどいないのに、
なぜか全項目が1位という結果。
それほどまでに満足度が高い家であるならば
思いのたけをブログに記す人々が、
もっといてもいいのでは。
そういう方がほとんどいないにも関わらず、
アンケート結果だけは、どの項目でも
のきなみ1位とは、これいかに。そこには、
オリコン社とスウェーデンハウスとの間に
なんらかの密な関係があるに違いありません。
その秘められた関係性を、
今こそ明らかにするべく……
コンコン。
おや、誰か来たようだ。
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【我が家が比較検討したハウスメーカー】