二世帯住宅を建てて丸3年が経ちました。
このような構造で、
玄関1つの、分離型二世帯住宅なのですが。
最近になって、1階から、
実家のおばあちゃん家の
ニオイが
するようになりました。
いや、階下に住んでいるのは自分(夫)の
両親なので、今や実家は階下なのですが、
なんというか、そういうことです。
考えてみれば、じいちゃん+ばあちゃん、
その年齢を
合計すれば150歳以上。
そりゃ、老人臭もしますよね。
いわば、
夏になると夜な夜なカブトムシが飛んでくる
奥様の実家と同じような香りですが、
築50年で立派な仏壇もあって
お線香の煙がいつも香っている家と、
まがりなりにも築3年の家と、
同じニオイがするのはいかがなものか。
我々子世帯が住んでいる2階リビングにまで
そのニオイがするってわけではありません。
リビングを出て、トイレに行くまでの廊下や、
階段を下りて玄関から出る時など、つまり、
1階のリビングや寝室などに近い空間から、
それは漂います。
そして実は、そんなこともあろうかと、
この家を建てる際、ある準備をしておきました。
それが、1階リビングのこの壁。
テレビの向こう側の壁はすべて、
床から天井まで、石膏ボードではなく、
ベニヤ板で補強がしてあるのです。
つまり、壁紙をはがせばすぐにでも
エコカラットを貼り付ける
ことができるということ。
家に興味のある方ならご存知の通り、
エコカラットとは、LIXILが販売している、
微細な孔を持つ原料を焼成した内装壁材。
快適な湿度に保とうとする調湿機能を持ち、
さらに、気になるニオイや有害な物質も低減する、
デザイン性と機能性を兼ね備えた素材なのです。
おしゃれでかっこいいため、
以前自分が住んでいたマンションでも、
こんな風にして使っていました。
正面に見える、
枠で囲まれた内部がエコカラットです。
※この時は、入居後DIYしました。
マンションではトイレでも、このように。
そして、内装関係の仕事をしている
じいちゃんの知り合いで、エコカラットの
施工をよくしている職人さんによれば、
「エコカラット最大の利点は、
デザイン性と脱臭効果やで」
とのこと。そしてまた、
「エコカラットはどれくらいの広さを貼れば
効果があるのか?」については、
LIXILは推奨施工面積として、
床面積のおよそ4分の1としている模様。
しかしニオイに関しては、それよりも
小さい面積でも効果を感じられるようです。
そして、例の部屋の壁を模型で見てみると…
赤い四角が床面積、
青い四角が施工可能な面積。
4分の1以上は充分にありそうです。
…というわけで、
今すぐにでも施工したいのですが、
ひとつには、今はまだ予算がないということと、
エアコンを一度取り外さないとダメなので、
エアコン自体を取り替えるタイミングに
なったら、その時にやる
ということになりました。つまり、
ということです。
エアコン本体もジャマですし、
ホースの穴の部分はタイルをカットして
貼り付けることになるため、
やはり、一度エアコン自体を
取り外さなくてはなりません。
エアコンは、ついこの間、
プロに掃除をしてもらったばかりだしね…。
こんなことなら、
最初からエコカラットをつけておけば
よかったとも思うのですが、新築当初は
贅沢オプションをつけるだけの予算もなく、
いろいろなことが未定でした。
ただし、ポイントポイントで壁の補強だけは
しておいたことで、住み始めた後から
このように、玄関にも……、
Before
After
2階リビングにも……、
Before
After
壁紙ではない、おしゃれなアクセントウォールを
入居後、半年~1年間ほどの間に
施工することができました。
我が家の中で唯一、補強だけはしておいたけれど
まだ何もしていない壁、それが、
1階リビングのテレビ裏なのです。
というわけで。
二世帯住宅を建てるのなら
エコカラットは必須。
最初からつけるもよし、
壁の補強だけしておいて、
漂い始めたらつけるもよし。
というのが、今回のまとめです。
私たちが家を建てた3年前にはまだなかった、
さらにおしゃれなデザインのエコカラットも
たくさんラインナップされていて、
今から、どれにしようかと考えています。
今のところの候補は、これ。
エコカラットプラスシリーズの、
ストーングレースという商品です。かっこいー。
その日が来たら、
まさかニオイ防止のためなどとは言わず、
「喜寿のお祝いに」とか、
「傘寿のお祝いに」とか、
そんな理由をつけてプレゼントする予定です。
2人には内緒だよ!
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