ある日突然かかってきた、１本の電話。
それは、私たちの担当をしてくれた、
ヘーベルハウスの営業マンからでした。
「あまりはっきりとは言えないのですが、
ネズミのいる遊園地に、
ご家族の皆様全員を
ご招待したいと思うのですが、
いかがでしょうか？」
詳しくはこちらから。
バス見学会や、各営業マンによる個別の見学。
この要請に応え、
ヘーベルハウスに興味がある皆様に
我が家をお見せしてきたことで、
ご褒美をいただけることとなったのです。
その、ご褒美の中身は、
東京ディズニーランドご招待＋
東京ディズニーランドホテルでのランチ！
その数日前には、
人数分のチケットも送られてきました。
…というわけで、とある休日。
行ってきました。
こちら、自分も初めて足を踏み入れる、
東京ディズニーランド正面入り口の前にある、
東京ディズニーランドホテルです。
豪華！
ロビーも豪華！
招待状を持ってホテルに入ると、
中にいたスタッフがさっそく
声をかけてくれました。
「へーベリアン感謝の会の参加者の方ですね？
こちらへどうぞ」
また別のスタッフが言います。
「お荷物はこちらでお預けください」
とにかくこうした、アテンドしてくれる
方々の多さにまずびっくり。
クロークに、小さなリュックを預けた後に
案内されたのは、
シンデレラドリームの間！
…の、中がこんな感じ！
最初は、バイキング形式の
ランチくらいに思ってたけど、
ほとんど
結婚披露宴だ、これ！
見渡すと、８人掛けの円卓が16あり、
約128名ものへーベリアンが
ここにいることになります。
ホテルの方、そしてヘーベルハウスの方からの
ご挨拶のあとで、彼らが登場！
しかも、その全員が、
ひとつひとつのテーブルを回り、ホテルの方が
シャッターを切ってくれての記念撮影！
グーフィーもノリノリ！
嫁が言いました。
「ミニーちゃんよりも、
グーフィーの方がずっと背が高いね」
それを受けて、息子。
「中に入っている人も、そうな……」
発言しかけたその口を、
自分は慌ててふさぎました。
「中に人などいない！」
で、楽しいランチの開始です。
子ども用前菜！ ミッキーおる！
大人用前菜！
…の中にも、よく見ると隠れミッキーおる！
とまあ、こんな感じで
スープ、メインと進みまして。
そのどれもがめちゃめちゃおいしくて、
子ども用メニューもぬかりなし！
そしてデザートまで、全部がおいしい！
誰か座ってる！
壁にはシンデレラドリーム！
私たち家族と同じテーブルにいたのは、
ご夫婦＋お子さま３人＝計５人のご家族。
話を聞くと、
へーベルメゾンという、ヘーベルハウスによる
賃貸マンションをこれまでに４棟も建て、
現在も５棟目を建てているという方。
「ご招待」の基準は、私たちのように、
メーカーに対して貢献したというだけでなく
そうした形で、
この場に呼ばれている方もいたのですね。
ヘーベルを５棟、絶賛経営中て。すごい。
一方、先方の奥様は自分たちと同じように、
私たちのことを、「何棟もヘーベルを
建てているマンション経営オーナー」
だと思っていたようで、
「自分たちが住む家を１軒建てただけ」
と言うと、びっくりしていました。
「なんでお前ここにおるん？」とは
言っていないけれどそんな話になったので、
「これこれこうで、バス見学会を受け入れている」
という話をすると、さらにびっくり。
「家の中に、30人も来るんですか⁉」
「全部の部屋を見せているんですか⁉」
すみません、そうなんです。
月イチで、週末になると大型バスが来るんです。
もう40回もこんなことやってるんです。
すっかり、感覚がマヒしているけれど、
考えてみたら普通じゃないよな…。
家の中に知らん人が30人、全部の部屋を見放題て。
そういえば小4の息子の夏休みの宿題に、
「毎日書こう！ 一行日記」
ってのがあったけれど、
「田舎のおばあちゃん家に行った」
「プールに行った」
の中で、ある日君は、
「バス見学会があった」
って、書いてたよね。実話だもん、書くよねそりゃ。
担任の先生も「なんじゃこりゃ」って
思ったよなぁ、きっと。
ただ、そのおかげでご招待いただいた
こちらの豪華ランチ。食事だけでなく
ディズニー印の財布やら、タオルやらの
お土産もついて、さらに、
別室の撮影専用スタジオに移動して、
家族ごとでの
ミッキー＆ミニーとの写真撮影もあり。
写真は後日、大きくプリントして郵送してくれるそうです。
相席となった奥様とも話をしていたのですが、
やはり気になるのが、
「これ、いくらのコース？」って。
東京ディズニーリゾートならではの
オプションもつきまくっちゃって、
どう考えても、数千円の単位じゃない。
…ってことは、ディズニーランドの
ご招待（ひとり7400円）よりも、
むしろこっちのランチの方が
メインイベントだった
という、意外な出来事でありました。
さすが大手、太っ腹すぎる。
一緒に住むじいちゃんばあちゃんは
「ランチだけならいいや」って来なかったけど、
もったいない。
販路の拡大や広告宣伝費などに、
大企業はどこも多額の費用を投じます。
それはもう、世の中がそういうものなので、
一個人がどうこう言うつもりはありません。
ちゃんとした企業が
ちゃんとしたイベントを開催しておると、
そういうことだと思います。
まして今回はその恩恵にあずかる側なので、
遠慮なく。
ごちそうさまでした！
また呼んで！
そして実は、結局この日は、
ディズニーランドには行かずじまい。
最初からその予定で動いていた理由は、
ランチに2時間以上割かれてしまう
ということと、
雨予報でもあったためです。
結局降らなかったけど。
ちなみにチケットは来年の夏まで有効なので、
改めて、天気がよくて、
暑くも寒くもない日に行こうと思います。
帰りのディズニーリゾートラインからは、
シンデレラ城が見えます。
…が、それを横目にしながら
私たち家族がその後に寄ったのは、
千葉県内にある、初めて訪れる
ヘーベルのモデルハウスでした。
これはもう、私たち夫婦の趣味です。
しかもこの日、浦安、幕張、船橋と、
住宅展示場を３カ所はしご。
遊園地といえば浅草にある「花やしき」しか
知らない息子が、
東京ディズニーランドを体験するのは
もう少し先の話となりそうです。
くれぐれも言っておくが、
中に人などいない。
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