この家を建てるにあたって、
とにかく、少しでも安く上げるために、
いろいろと工夫をしてまいりました。
その集大成をまとめたものはこちら。
その中には、建物だけではなく、
家の周囲……いわゆる「外構」も含まれます。
外構は、ハウスメーカーでも
もちろんその工事をしてくれますが、
少しでも安く上げるために、自前で
造園業者などに頼むという方法もあります。
家はピカピカの新築なのに、
周りがまだ土むき出しの状態、そして
すでに人が住んでいる……という風景を
見たことがある人もいると思いますが、
それが、外構を別注した人の家の特徴です。
家を引き渡された後に、改めて工事に入るため、
建物と庭との完成に、ちょっとだけ
タイムラグが生じるということです。
我が家の場合は、玄関の正面にあるこれ。
門塀(もんぺい)と呼ばれるこの壁を、
家の外壁と全く同じ色にしたかったため、
外構もヘーベルハウスにお願いしました。
もちろん駐輪場も、駐車場も、全部おまかせ。
そんな外構にあって、唯一、
自前で工事をしたものが、この畑です。
俯瞰で見ると、この場所。
もともとこの庭は、こんな状態でした。
ここを駐車場にするためコンクリートを
敷設する際、突き当りの部分約90㎝を、
土のまま残してもらったのです。
そしてこの「土エリア」に、水道も設置。
入居後、コンクリートとの境目に、自分たちで
買ってきたレンガ石を並べまして。
と同時に、畑部分の土全体を50㎝ほど掘り下げて
ホームセンターで買ってきた、
畑用の土をどっさり入れました。
出来上がりの面積は、
約4m×0.8m=約3.2㎡。
自分たちでシャベルを持って手作業でやるには、
この辺りの広さが限界だと思います。
で、今ではトマトやらキュウリやら枝豆やら、
子どもが植えたひまわりやらが、
ここですくすくと育っています。
「全面を駐車場にしちゃいましょう」というのが、
ヘーベルハウスからの提案でしたが、
小さくともここを畑として残しておいてよかった。
我が家は二世帯住宅なので、
一緒に住んでいるじいちゃんの、
老後の楽しみにもなることでしょう。
ちなみに夏には小学生の息子が
カマキリやバッタを捕まえたり、
秋にはコオロギの鳴き声が聞こえてきたりと、
畑としての用途以外でも、ここは何かと
楽しむことができるスペースになっています。
ちなみに奥行が90㎝(レンガを置いた分
狭くなって80㎝)であることで、
靴を履いたまま、畑に足を踏み入れることなく
畑作業ができるというのがポイント。
コンクリート部分から手を伸ばして、
手軽に家庭菜園をいじり回すことができます。
秋もだんだんと深まってきて、
今年の家庭菜園も、そろそろ店じまい。
最後に収穫したこのバジルを、
松の実やにんにく、オリーブオイルと合わせて
バジルソースを作ったら、
パスタに絡めて、
ジェノベーゼパスタの出来上がり。
家ブログをやっていると、いつの間にか
家庭菜園ブログになったり、
子育てブログになったりしてしまうので、
今日のところは以上! …といたします。
ともあれ、敷地の中に畑があるというのは、
特にお子さまがいる家にとっては何かと便利。
自分で育てたことをきっかけに、
その野菜が好きになるケースは実際、多いです。
夕飯の準備をしながら、
「ちょっと下でキュウリ採ってきてー」と
頼める…というのも、憧れていた風景でした。
で、息子よ。
キュウリと一緒に、
トカゲも獲ってくるところがいいね!
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