洋の東西を問わず、厨房の作業台はシルバーです。
ジャッキーチェンが敵と戦いながら
飛び込む中華料理店の厨房も、
レミーがリングイニにフランス料理を教える
レストラン・グストーの厨房も、
スティーブン・セガールが黙々と敵を倒しまくる
船の中のキッチンも、その作業台はシルバー。
おいしい料理は、銀色の厨房から生まれ出るのです。
…という勝手なイメージの元、キッチンの天板は
銀色=ステンレスとしたかったのですが、
その夢が、注文住宅でとうとう叶いました。
かつて住んでいた新築の分譲マンションのキッチンは
真っ白な人工大理石の天板でした。
それはそれで不満はなかったのですが、
今回は「憧れ」や「理想」といった、
ふわふわした部分を優先させたということです。
でも、せっかくの注文住宅だもん。
そういう部分って大事だと思うのです。
で、実際の使い心地はというと。
ヘーベルハウスのステンレストップには
よりステンレス感の強い「バイブレーション」と、
傷や汚れが目立ちにくい「スパークエンボス」の
2種類があります。最後まで悩みましたが、
後者を選びました。
実際のところ、傷は目立ちにくいです。
そして自分は、炎で料理がしたい派なので、
IHではなくガス。デリシアを設置しました。
めちゃめちゃ使いやすくてお気に入りです。
換気扇は、中のファンまで取り外しができて
業者に依頼しなくても
内部まで洗えるところが気に入り、
パナソニック製としました。
そんなキッチンの全景がこちら。
最大の特徴は恐らく、キッチンのエリアに
ワークスペースを設けたところでしょう。
ここで仕事をしながら、
料理も作れるという動線を作りました。
またオフィスチェアーはフローリングに直接置くと
床が痛むため、カーペットは必須。そこで
キッチンマットと一体化させるため、
床はタイルカーペットとしました。
一枚ごとにはがして洗えるので便利です。
ここに立ち、キッチンからLDKの
全体を眺めるとこんな光景。
野菜の皮を剥きながら、フライパンをあおりながら
テレビが見られるレイアウトです。
リビングで宿題をしている子どもの様子も
見ることができ、家族それぞれが、この空間で
思い思いに過ごせるようにしました。
キッチン自体は、ヘーベルハウスオリジナルです。
足元に大きな空間があり、ここにゴミ箱が置ける
という点が、実は使い勝手が良いのです。
そして、食洗器も設けました。
これなしに、炊事はもはやできません。
食洗機があると洗いものを干すカゴが
いらなくなるので、
キッチンの上が一気にすっきりします。
これから家を建てる友人・知人には、
食洗機の設置を強くおススメしております。
さらにキッチン作業台の脇には、
キッチン家電専用の小さなコンセントがあり、
これがまた便利なわけです。
家を建てると雑貨屋巡りが楽しくなるので、
こんなアイテムも置いてみたりして。
そして今更ではありますが、
1階は親世帯、2~3階は私たち夫婦と
小学生の息子が住む、二世帯住宅の我が家。
1階の親世帯キッチンはパナソニック製で、
手元が隠れるタイプのものとなっています。
一方で最近はヘーベルハウスオリジナルでも、
足元が収納になっているタイプも出てきました。
↑ハウジングワールド立川 ABCハウジングにて
ともあれ、こちらのキッチンも天板はステンレス。
やはりおいしい料理は、
銀色の厨房から生まれるのです。
まあ、毎日毎日おいしい料理は
出せないんですけどね。
こんなのとかも常備していますし。
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ともあれ。
人工大理石、ステンレス。
期せずしてその両方を使うことになりましたが、
どちらを使っている最中も、天板に対して
特に不満はないです。
好みで決めていい!
というのが、結論ではないかと。
つまりここは
主にキッチンに立つ人が、
独断で決める案件だと思います。
好みで決めていい!
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