注文住宅のコンセント位置については、
充分に考慮が必要なポイントであるため、
多くのブロガーがこれについて言及しています。
基本は、見えないところに設置するということ。
具体的には、テレビボードなどを置く場所が
決まっているのであれば、
その裏に隠すということです。
なるべく多めに設置しつつ、
目立つところには設けない
というのが、
理想的なコンセントの設置方法と言えるでしょう。
で、我が家のリビングの場合。
赤い丸で囲んだ部分がそれなのですが。
失敗したと思う点は、
まず、エアコン下のこれ。
エアコン真下の目立つところに思い切り
コンセントがあってしまうわけですが、
本来は青い丸で囲んだあたりに、要は
「目立たない場所に付けてくれ」と
打ち合わせの段階で依頼していたのですが、
「無理」とのことで、泣く泣くここになりました。
…が、いろいろな人のブログや雑誌を
見ていると、やはりそれは可能だった模様。
もっと強くお願いしておけばよかったと
後悔しております。
そしてまた、オフィスでもよくみられるような、
床に挿し込み口を内蔵した、
「フロアコンセント」を
ダイニングテーブルの下に
設けておけばよかった
というのも、反省点です。
テーブルの上に置いたホットプレートのコードが
壁に刺さる形になるため、邪魔ですし、危険です。
最初からダイニングテーブルをここに置くことは
決めていたのだから、その真下にでも、
フロアコンセントを作っておくべきでした。
そして、目立つ場所であることは
分かっていながら設けたのが、ここのコンセント。
徹底的にコンセントを隠す気でいた私たちに、
営業の方は言いました。
「掃除機用のコンセントも
設けておいた方がいいですよ」
「そりゃそうだ」と思って
言われるままにつけたのですが、あれから3年。
我が家の掃除機は今や、
すっかり
コードレスですから!
残念!
そうなんです。
入居したばかりの頃は、それまで使っていた
ジャバラのホースが付いた、ごく普通の掃除機を
使っていたのですが、引っ越して間もなく
マキタのコードレスを購入しました。
この先、掃除機はどんどんとコードレスが
主流になるのでは…と今では思っており、
だとするならば「掃除機用のコンセント」は
いらなかったということになります。
いずれマキタを買い替える時が来たとしても、
絶対にコードレスを買うことでしょう。
それならばむしろ、収納の中にちゃんと
充電用のコンセントを設けておくべきでした。
この「掃除機用のコンセント」は
注文住宅を建てる長い旅路の中で、
必ず一度は出てくるキーワードです。
そして今現在、コード付きの掃除機を
使っている方であれば、私たちのように
「そりゃそうだ」と設置するのでしょうが、
いずれコードレスを考えているのなら。
掃除機のため「だけ」に、そのコンセントを
つけようとしているのなら。
「いらない」というのも、
選択肢の一つとなるでしょう。
そんな風に思っていたある日、
嫁が、スチームアイロンを買いました。
わざわざアイロン台を出さなくても、
洋服を壁にかけたままで
アイロンがかけられるという優れモノ。
リビングのこの壁面にハンガーをかける場所を
設けてあるので、ここに洋服を吊るして、
スチームアイロンをかける場面が増えました。
そこで再び、「やっぱいらなかったな」と
思っていた例のコンセント(写真左下の赤丸)が
活躍することになるのですが、
しかし写真を見ていただけばお分かりの通り、
扉を挟んだ向こう側にコードが伸びることになります。
出入りをする人がいるため、非常に危険。
それならば、ニッチの中、青い丸で囲んだあたりに
最小サイズのコンセントがあれば
非常にスマートであったわけです。
…と、このように、
家を建てる段階では
持っていなかった
家電のことまでは、
考えが及ばないよぉ。
というのが結論となるわけです。
が。
設計の段階で、考えれば考えた分だけ、
住みやすくて満足のいく家になることは必然。
これから家を建てる方は、
コンセントの位置について、
もう一段階、先のことを見据えて
考えてみるとよいでしょう。
というのが、小さな失敗をしでかした
私たち夫婦からのメッセージです。
もうひとつの失敗は、つい、
我が家の掃除機は今や、
すっかり
コードレスですから!
残念!
…と、ギター侍のネタを、我慢できずに
ついつい入れ込んでしまったこと。
時代は令和だというのに。
残念!て。
「オッカクやないかお前!」
「オッカク?」
「おっさん確定やないかそれ!」
よしもとの若手コンビ、
“見取り図”の漫才、
好きです。
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