当ブログの過去記事の中でも、
いまだに読まれている率がとても高いものに、
『ごぼごぼシリーズ3部作』があります。
「ヘーベルハウス キッチン ごぼごぼ」
「永大産業 キッチン ごぼごぼ」
といった言葉で検索をしている方が多いようで、
その結果、自分の記事にたどり着く様子。
その3部作全話を再読いただくのは申し訳ないので
ダイジェストで説明をしますと、
第1話
入居から2年半、
ヘーベルハウスオリジナルキッチンから
ごぼごぼと音がするようになったぞ!
キッチン下のパネルを外してパイプの内部を
ワイヤーブラシで掃除だ! これでばっちり!
第2話
一度やっつけたはずのごぼごぼは、
まだ生きていた!
まるで少年マンガの王道みたいなパターンだけど、
そういうのは嫌いじゃないぜ!
今度はパイプのS字の部分も分解して、
奥の奥までブラシを突っ込んでやる!
第3話
これまで、業者にお金を払いたくないばっかりに
セルフで頑張ってみたけど、
やっぱダメだったよ…。
やっぱり、プロは違うね!
で、結局ごぼごぼ音の原因は、
パイプの、奥の奥の方の詰まりです。
日々食べ終わった皿から出る微量な油や、
手洗い石けん、歯磨き粉などが
パイプの内部に付着していたのでした。
食洗機があることによって
シンクで洗い物をすることが一切なくなり、
シンク下のパイプに洗剤が流れることもないため、
このような事態になったことが判明しました。
食洗機という文明の利器に溺れた我々に下された
怒りの鉄槌。ごぼごぼは、便利さのみを享受し、
腐敗しきっていた人類への警告だったのです。
…と、そんなこんなで平和な日々を
取り戻したわけですが、あれから半年余り。
またまた微妙に、
あの音が聞こえるように
なってきたのです。
以前住んでいたマンションでも、
食洗機は使っていたのですが、
こういう事態にはなりませんでした。
ヘーベルハウスオリジナルキッチン(永大産業)
ならではの現象なのかもしれません。
で。
定期的に業者さんに来てもらうわけにもいかないので、
その時に教えてもらった技を使ってみたところ、
初期の軽微なごぼごぼは、
これで退治できることが判明しました。
バケツ、あるいはパスタを茹でる鍋くらいの
大きな容器に、60度程度の
熱~いお湯を入れて、一気に流す!
何度も流す! 流す! 流す!
…というものです。
これを5~6回繰り返してもダメなら、次の手段。
もうひとつのおすすめアイテムである、これです。
我が家にやってきた業者さんが使っていた
プロの道具「カンツール」(約8000円 )に
限りなく近いアイテムで、
それよりも、かなりお安い!
ちなみに下の写真がカンツール。
どの部分からこのツールを突っ込むかについては、
話せば長くなるので、第3話をご覧ください。
つまり、パイプの奥5mとか、
そのくらい深い部分に原因があるので、
自分が最初に買った、
この程度のワイヤーブラシでは、
ごぼごぼ音は、やっつけられないのです。
『ごぼごぼ3部作』は、最後の最後になって
「やっぱ業者だよな」
という、身もふたもない結論に
なってしまったので、
あくまでセルフで何とかしたい方に、
今回の記事を送ります。
60C°程度に熱いお湯攻撃
&
5m以上奥まで届くツール
この2つが効きます。
いつも通りに流しを使い、
蛇口の水を止めた後にも数秒経ってから
「ごぼごぼ」と音がし始めたら、
まずは、大量のお湯で攻撃して下さい。
パイプを詰まらせている音の正体は、
油と、石けんなどのカスです。
初期の段階なら、これで退治できます。
それでもダメなら、5m以上届く専用の道具で。
それでもダメなら、やっぱり業者です。
実際、我が家のパイプは当時、
開口部の残り数センチ程度までに、
詰まっていた模様。
「だからね、ここに野菜くずなんかが
ペタッと貼り付いたらアウト」
…と、業者の方も言っていました。
さらっと言ってたけれど、なかなかに怖い台詞。
「アウト」になる前に、対処しましょう。
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