keigoman’s diary

注文住宅や、二世帯住宅にまつわる記事を中心に。

さらばごぼごぼ音! 長い戦いに今、終止符が打たれる時!

 

以前、ヘーベルハウスオリジナルキッチンの

排水溝からごぼごぼ音がする

という話を書きました。 

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徹底的に掃除をした結果、

今度こそやっつけたという話も書きました。 

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しかし、ごぼごぼ音はまだ死んではいなかったのです。

こんな話題をシリーズ化するつもりなど

全然なかったのですが。

ごぼごぼ音シリーズ第3話。

今度こそ、完結編です。

 

第1~2話でもお伝えした通り、

排水トラップの分解掃除はすでにしました。

ワイヤーブラシを突っ込んで、シンク下の、

この辺りまではきれいになっているはず。

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にもかかわらず、水やお湯を流した後、

数秒にわたってごぼごぼと音がします。

まだこの音がするのは、これよりも奥…

床下の配管に問題があるに違いありません。

 

そもそも自分で解決しようと奮闘したのは、

「業者に払うお金がもったいないから」

の一語に尽きます。

 

しかし、ここまでやってもダメなら、

もはやプロに頼むしかありません。

ヘーベリアンセンターに電話をし、

来てもらいました。

 

やってきたのは、30代くらいの男性。

苗字と、言葉のイントネーションから、

沖縄出身であるとすぐに分かりました。

尋ねてみると、本島ではなく離島出身とのことなので、

今後は仮名として「石垣さん」とします。

 

石垣さんに、ごぼごぼ音がすることを確認してもらい、

これまでに自分がしてきた作業を、

ブログ用に撮った写真で説明しました。

「ここまでしましたか、すごいですね。

 これでもまだ音がするとすれば…」

そう言いながら、屋外へと去っていく

石垣さんの後をついていくと、

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彼は家の裏手にある、小さなマンホールの

ようなフタを次々に開けていきました。

そこには「汚水」と書かれています。

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家からの排水が、公共の下水道へと流れていく

パイプを確認するための穴でした。

「升も多少は汚れてはいるけれど、

 音がするほどじゃないな…」

石垣さんはつぶやきます。

なるほど、この穴は「升(ます)」と呼ぶのか。

初めて知りましたが、ともあれ、

ここがごぼごぼ音の原因ではなさそうです。

 

次に石垣さんは、再びキッチンへ。

そして、自分も外した、

あのキッチン下のアルミ板を外しにかかりました。

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石垣さんは迷うことなく、

S字のパイプ上部のフタを外します。

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そして取り出したのは、

専門業者ならではの道具でした。

名前を尋ねると

「ああこれね、カンツールっていうんですよ」

とのこと。

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貫通させる道具だからカンツール…。

小林製薬並みのネーミングです。 

三角錐の頂点から出ている小さな管を

するすると伸ばし、問題のパイプの中へ

挿入していく石垣さん。

最大で4~5mは伸びるそうです。

 

「ん、ここで…ひっかかるな…」

小さな声でつぶやく姿は、まるで

金庫に耳を当ててダイヤルを回している

ルパン三世のようです。

管の先端が、そのひっかかる部分を探し当てると、

石垣さんは三角錐の裏側にあるハンドルを、

ぐるぐると回し始めました。

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これにより、挿入された管の先が回転し、

パイプの中の汚れを落としていく仕組みです。

石垣さんの話によれば、

このくらいの太さのパイプが、

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このくらいの細さになるほど汚れがついているとのこと。

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そんなことが…!

「だからね、この穴に、野菜クズなんかが

 ペタッと張り付いたら、もうアウト」

恐ろしいことをサラッと語る石垣さんですが、

おっしゃることはよく理解できます。

 

そしてパイプ内部に付着している

この汚れの固さを、自分は尋ねました。

「小学校で使うような粘土くらいですか?」

「いやいや、もっと固いね」

「じゃ、じゃあ、消しゴムくらいとか…?」

「うん、そのくらい」

 

恐ろしいことです。

入居からたった3年足らずでこんなことになろうとは。

今までもいろいろな家に住んできましたが、

こんな事態は初めてです。

理由を尋ねると、石垣さんは言いました。

「石けんカスとか、油だねー」

自分の場合は、ラーメンの残り汁さえ

トイレで流すくらいですから、

油っぽい液体や、油自体をシンクに直接

流すようなことは絶対にした覚えはありません。

だとしたら、犯人はこれです。

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手洗い用せっけんの泡。

家族全員がここで石けんでの手洗いをしています。

「そうだね、手を洗い終わったら普通は

 水を止めるけど、泡はパイプの中に

 残っているから、それが溜まっていったかな」

石垣さんの推測は、恐らく正解でしょう。

さらに言えば、ここで家族全員が歯磨きもするので、

歯磨き粉もまた、有力な容疑者の一人です。

そしてまた、心地よい沖縄の訛りで、

石垣さんは言いました。

「ここでは、洗い物はしないの?」

 

一切、いたしません。

 

このブログで何度も言及している通り、

自分は食洗器のヘビーユーザーです。 

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この流し台で洗い物をすることはないのです。

そして石垣さんによれば、それもまた、

詰まりの原因の一つだそう。

つまり、定期的に洗い物をしていれば、

食器洗剤の泡が流れ落ちることでパイプ内の

油汚れも落ちますが、それが一切ないとなると、

手洗い用の泡、そして毎日少しずつ流される

油汚れの油分が、積もっていくということなのです。

 

なんということだ…。

食洗機という文明の利器に溺れた人類に、

何者かが怒りの鉄槌を下したかのようです。

敵だと思っていたそのごぼごぼ音の正体は、

便利さのみを享受し、腐敗しきっていた

我々への警告だったとは…。

 

「地球上の誰かがふと思ったのだ…

 生物(みんな)の未来を守らねばと…」

寄生獣でおなじみ、広川市長の声が脳裏に響きます。

 

…などと、いらぬ妄想をしている自分に、

石垣さんは言いました。

「だからね、たまーに、60度くらいのお湯を

 バケツで流すといいですよ。

 ただ、給湯器の温度をそのままにしておくと

 危ないから、気をつけてくださいね」

 

そう言いながらも、石垣さんは例の秘密道具、

カンツールのハンドルをぐるぐると回し続けています。

15分ほど、そうしていたでしょうか。

分解したシンク下の一式を元に戻すと、

石垣さんはバケツにお湯を貯め始め、

それを一気に流します。

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全部のお湯が流れ切って、少し待つと、

なんと、またあのごぼごぼ音が…! 

それは、長年戦い続けてきた宿敵の、

断末魔の叫びでした。

 

「くくく…貴様の執念の勝ちだ…今は倒されよう。

 だが忘れるな! 必ずや第二、第三の私が現れる!

 その時が見ものだな、ふはははは!」

 

石垣さんが何度もお湯を流すと、そのごぼごぼ音は

完全になくなりました。

 

今度こそ、完全決着です。

 

しかし、ごぼごぼ音が最期に残した

あの言葉もまた、真実に違いありません。

食洗機に、まさかこんなデメリットがあったとは。 

洗い物から完全に開放された我々人類に、

新たな課題が突き付けられた形です。

 

手洗いをした後も、少しだけ長めにお湯を流し続ける。

週に一度くらいは60度のお湯をバケツで流す。

 

それが、

これからの私たちに課せられた使命であると、

自分はこの一連の出来事から学んだのです。

 

我々に必要なのは戦うことじゃない、

愛し合うことだったんだ…!

by古代進

 

このシリーズは「ごぼごぼ3部作」として、

子々孫々に伝えていきたい所存です。 

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