1階は親世帯、2~3階は私たち夫婦と
小学生の息子3人が住む、二世帯住宅の我が家。
夫の父親は職人さんをしており、
今も現役で車通勤。
夫の母親はどっぷり専業主婦。
そして妻は公務員で車通勤。
夫は家の中で
パソコンに向かう仕事をしていますが、
小学生の息子の面倒をみたり、また
家事全般も、家にいることが多い夫の仕事。
家事にまつわる買い出しなども
夫の役割であるため、車は必須。
5人家族のうち、
3人は車が必要であるため、
家を探す段階から、ハウスメーカーには、
「車を2台、できれば3台停められる
土地を探してほしい」
と依頼しておりました。もちろん、
こちらが用意できる予算内で見つけてほしい
という条件でもあったため、
結果的に、最寄り駅までは
徒歩45分(バス15分)という、つまりは
陸の孤島のような場所に
家を建てることになったわけです。
詳しくはこちらの記事にて。
ともあれ、希望通りの台数、
車が停められるようになったわけです。
前述の通り、毎日電車でどこかに通う人が
我が家には1人もいないため、
困ることはありません。
かつて私たち夫婦は
新築の分譲マンションを購入し、
そこに約9年間住んでいました。
現在の家に住むようになって感じるメリットは
多々あるのですが、その一つに、
車にすぐに乗れる
というものがあります。マンションの頃は、
パズル型の機械式駐車場でした。
地下2階、地上4階にわたって
車が積み重ねられており、地上階に近いほど、
車を出すのが早いため、
フロアによって駐車料金が変わります。
どのマンションでも同じだと思います。
そして、毎日車で通勤する妻は1階に、
たまにしか使わない夫は料金の安い4階に
それぞれの愛車を停めていたのですが、
その車を出すにあたって、
とにかく時間がかかるのが、機械式最大の難点です。
もっとも時間がかかる4階に止めていた夫は、
5分近く、車を待たなくてはいけません。
本来はすぐに車を出せるはずの妻でさえ、
先に、この「5分待つ」車を
出している人がいた場合には、
その人が車を出し終えるまで、
やはり5分待たされるわけです。
そして、そうした日々のストレスだけではなく、
実は
機械式でもっとも
困るのが積雪。
3㎝も積もれば、止まります。
エラーとなって、完全にフリーズしてしまうのです。
これによって、機械式に駐車してある
すべての車の出し入れができなくなります。
業者に連絡し、修理をしてくれるのを
待たなくてはならないのですが、
その業者にしても、雪に日にはてんてこ舞いで、
あちこちの駐車場を見て回っているため、
半日以上は待たされます。
つまり、雪の日には車が使えなくなるわけです。
その点、駐車場付きの戸建ては、
玄関を出たらすぐに車に乗れる
というのがたまらなくありがたいわけです。
子育て中の場合は特に、危険な駐車場を
歩き回らせたりすることなく
子どもを車に乗せられるのは大きなメリット。
さらに、車内の荷物も
車からすぐ家の中に運べるため、
大きくて重い買い物が多い子育て夫婦にとっては、
特に便利であると思います。
さらにこれもマンションの機械式駐車場に関して
よく論じられる話なのですが、
耐用年数を過ぎた後の修理あるいは交換に、
莫大な費用がかかるということも
問題とされています。
新築の時点では多くの人が車を使っていても、
やがて住人が高齢化し、
車を持たない人が多くなってきた時に、
そして駐車場の大規模修繕が必要だとなった時に、
数千万はかかると言われる交換代金を
誰がどのように負担するのかという
問題が発生するわけです。
分譲マンションか、一戸建てか。
それぞれのメリット・デメリットについては色々な
角度から考える必要があるのですが、
車通勤をする人にとっては毎日のことなので、
駐車場は大きな要素になると思われます。
また当然のことながら、敷地内に
駐車場がある戸建てであれば、
駐車料金はかかりません。
新築時の値段だけで両者を比較するのではなく、
これらのランニングコストも踏まえると、
また違った見方ができるかもしれません。
ついでに言えば、
戸建ては自転車ももちろん無料です。
我が家の場合は、
ばあちゃんの唯一の足である電動自転車のために、
屋根付きの駐輪場も作ってしまいました。
ここに停めた自転車をどかすと、
軽自動車の1台くらいなら停められるため、
最終的には、敷地内に5台停められるという、
望外の駐車スペースが我が家のモノに。
ふっふっふ。
駐車場的には、戸建て万歳!
なのであります。
↑家ブログのランキングに参加しています。
「読んだ!」のしるしに、
上の写真をクリックしていただけると、
新たな原稿のネタが湧き出てきます。
【我が家が比較検討したハウスメーカー】